今から半年前の2014年10月、いつものように出社した私は会議にでるためにエレベーターの41Fまで登っていった。何だか最近調子が悪く、日常生活でも動悸や冷や汗、めまいが頻発するようになっていた。
エレベータを降りると、めまいが起きて少しふらふらとする。
それでも会議にでるために、部屋の席についた。
動悸が起こる。ドクドクドクッと死にそうな不安を覚える。
医者からもらっていた精神安定薬を飲み、落ち着けるよう腹式呼吸で対処しようとした。
動悸が止まらない。ドクドクドクッと死にそうな不安がさらに強まる。
今まで経験したことがない心臓の痛みに、私はこのフロアにある保健室に駆け込んだ。
汗まみれの私は受付の方に、
「救急車を呼んでください。」と頼んで、ベッドに大の字になる。
30分くらいたっただろうか。
沈まれ、落ち着いてくれと自分の心臓に意識を置きながら
腹式呼吸をひたすら行っていた。しかし、症状は変わらずただ時間がすぎていくばかりだった。
「大丈夫ですか、今救急隊が駆けつけてますよ!」
救急隊員が到着し、血圧と心拍数を図る。
「血圧150/100!」
「心拍数130/分!」
遠のく意識に救急隊員の声が聞こえた。
保健室から運び出される瞬間、会社の同期や上司が横で心配そうに私を見つめていた。
この日から、私の人生は真っ暗になった。