GPD Win Max レビュー(1) -購入とポイントについて- | ぱにかる の デジモノと、写真と、バイクと・・・

久々に、レビューブログを再開しようと思っています。

不定期になりますが、よろしくお願いします。

 

PC Watch にて、社長のインタビューを見て、IceLake 対応ということで、

「UMPC もやっとここまで来たか!」

ということで、購入を本気で検討はじめました。

 

 

 

PC Watch でのレビューは以下、

 

 

そもそも、Toshiba Libretto(しかも 20) や、FUJITSU の LOOX U と、ウルトラマンPC は買わなかったものの、私は相当の小型PC好きです。

しかも生粋のモバイラーで、LOOX U には、NTT Personal から DoCoMo になったばっかりの、PHS を契約し、64kbps. ながら、インターネットへの常時接続を行っていました。スマホもない時代ですね。

 

UMPC だと、プアな環境でしか無かったです。私の持っていた LOOX U では、Atom A110(800MHz) で動作する CPU で、ゲームどころか、ブラウザでももたつく感じでした。

 

GPD Win2 などは、Intel® Kaby Lake Core™ m3-7Y30 を採用しているため、Core i シリーズと比べたらパワーが落ちる。

 

しかも、7世代...というのが大きい。

7世代から 8世代で、Intel の CPU は飛躍的に性能をアップしている。

CPU 単体でいけば、7世代の Alienware R17 を持っていますが、ゲーミングPC に積まれている CPU と、CPU 性能だけで言うと、変わらない。

 

また、GPD Win MAX は GPU が、ディスクリートCPU  なみに速度があがっている。

「これは、買うしか...」

ということで、ハンディなゲーミングPCを求めて、デントオンラインさんで購入しました。

他も考えたのですが、いろいろ見て対応が非常に良かったと思うので、オススメです。

 

ちなみに、512GB SSD が標準なのですが、大量に持ち運びたいというのがありますので、1TB に換装したい。昔ならば自分で交換したのですが、手間と、破損のリスクも考えて、代理店にしてもらった方がいいと考え、デントオンラインさんに決めました。

評判も良く、丁寧な対応でした。オススメです。

 

さて、中身を見ていきましょう。

写真などはリンク先のレビューの方がキレイなので、語られなかった良かった部分と悪かった部分を中心にレビューしていきます。

 

オススメポイント

・CPU が Core i5-1035G7 であること

さっきも書いたとおり、10世代で、GPU の一番強い物を持ってきたこと。Surface Pro 7 も所持していますが、Core i5-1035G4 を積んでいます。

以下が、2つの性能差です。

 

 

「なんのこっちゃわからん」と思いますが、GPU 性能が大きく違います。

ユニット数と、シェーダー数が大きく違い、ゲームの性能が上がってますね。

CPU は全く同じ。必要充分かと思います。

 

・インターフェース類が豊富であること

この小さい中によくこれだけ詰め込んだな...と思うこと。

 

以下のコネクターがついています。

  • HDMI (ミニでは無く標準 ← ここ重要)
  • USB Type-C 3.1 Gen2 x 2 うち1つは Thunderbolt 3 40Gbps. (USB は10Gbps.なので高速です。SSD だと 1GB/s 近くは理論的に出るということです) PD対応。
  • USB Type-A 3.0(5Gbps.) x 2
  • ヘッドホン端子
  • 有線LAN(GigaEther)
  • microSDカード(SDXC A2に対応 これも速いですね)
これだけではなく、Wifi 6 (IEEE802.11ax) に対応している。
 
・耐久性の高いコントローラーが内蔵されていること
これは GPD Win シリーズの肝でもありますが、コントローラーが内蔵されていることが大きいです。
しかも、Xbox360 コントローラー互換。ほとんどのゲームは Microsoft の Xbox360 コントローラーに最適化されていたり、対応していたりするので、そこは大きい。しかもこのコントローラー、物理スイッチが別についていて、マウスモードにも対応。もちろんタッチパッドでも操作できます。
このタッチパッド、仕切りが見えませんが、物理ボタンもきっちりついています。
 

・その他細々したこと

  • 英語キーボードであること (ぱにかるにとっては重要なのですw 他の人にはデメリットw)
  • ファンを ON/OFF できること。静音モードにボタン一つでなります。
  • マイクがちゃんとついていること。
  • アナログスティックの押し込みがついていること。
  • タッチパネルであること。
  • Windows10 であること( Android などではなく、ちゃんとした Windows)
  • 発熱もたいしたことが無いこと。持ってて少し暖かくなる感じで、熱くなりません。ファンレスの Surface の方がかなり熱いです。
  • キーボードが数字などを除いて、なんとか打てるということ。ただし、数字や数字部分の記号が辛いので、フルにやることができません。(UMPC では本当に入力が辛い物も多いです。)
  • Office が無料で使えること。
  • Thuderbolt3 が対応で、公式に eGPU が使えること。

イマイチだったところ

・十字キーの位置

さっきの写真が繰り返し出ますが、なんでこの位置に?
まぁ、私の場合レトロゲームが多いため、十字キー利用が多いからそう思うんですかねー。
今はアナログな操作が主流になってますし。
 

・ゲーム操作が重い

重さは 790g しかないのですが、これを抱えてゲームは...思ったより辛いです。

思いですね。娘に 「でっかい Nintendo DS だね」って言われました。

 

・画面の解像度が1280x800であること

「仕方ない!」

 

仕方ないことですが、惜しい!

GPUとのバランスで、どうしてもこのサイズになったようです。せめて FullHD あって、
GPU ももう少し上がったらなぁ。CPU に載ってる GPU だから仕方ないか...。
 

・その他細々したこと

  • コネクタが全部後ろにあること (取り回しが面倒)
  • カメラ・指紋認証がついていないこと
  • おもったより付属アダプターが大きいこと。(AnkerやAUKEY のものとかに変えれば大丈夫)
  • なかなか入手がしづらかったこと。Amazon ですぐに来るようです。
  • ファンが思ったよりうるさいこと。まぁ、冷やすので仕方ないですが。
いかがでしょうか。まぁ、中国製で、大きく「深圳」!と書いていますが、
まぁ、それはおいといて、かなりいいデバイスだと思います!
 
Surface 7 Pro もオススメですが、値段が高い...。
お金出していいものは当然で、この GPD Win MAX は値段も相当に安いので、
ゲームする人や、UMPC を求めている人には最適なガジェットだと思います。
 
ゲームはコントローラー繋いだ方が幸せになれるかも...(^^;
 
というわけで、久々のブログ更新でした。
これからぼちぼちやっていこうと思っています。