美容整形外科へと駆け込む女性、、、、医師に向かって、唐突な一言を向ける。

女性「私の鼻を取っちゃって下さい!」
医師「取る・・・? 削るとかして、形を見栄え良くして欲しいんじゃなく・・・?」
女性「えぇ、取っちゃって欲しいんです! アイツが遣ってくる前に、、、、いえ、もう、その足音が聞こえてきているんですよ!」
医師「アイツ?」
女性「だから、花粉のヤツが!!!」




ムズムズしてきている人が、既に現れ出しているみたいです。

今のところ、僕は患っていないので、ピンとこないのですが、、、、実際、体験者の話だと、シーズンの間は鼻を取り外しておきたい程、煩わされるみたいです。

鼻づまりの他に、眼のかゆみ、咳、発熱などを伴ったりもするそうで、風邪の症状に似ている、、、、あれが、2、3ヶ月間も続くと考えれば、そりゃあ、気が滅入るでしょうし、外科的なアプローチだと、鼻の粘膜を焼くレーザー手術もあるみたいだから、“鼻の取り外し”も、強ち、冗談にならないかも知れません。

唐突に、話は変わりますが、、、、昔、頭の中が痒くなる男の日常を描いた、タイトルも、作者も憶えていない小説を読んだ事がありまして・・・(正確に言えば、内容もろくに憶えていない・・・)。当時、随分に荒唐無稽な物語だと断じて、途中で投げ出したんです。

大人になり、ある程度、知識を持てた現在なら、それ(頭の中が痒くなる)が偏頭痛の一種で、脳の、同じ受容体で感じられる痛みが極めて弱い場合、痒みとして認識されている状態、、、、と知りえるのですが・・・。

こういう連想からか、花粉症の話題を耳にする度、この(頭の中が痒くなる男の)物語が思い起こされ、読み返したくなる衝動に駆られます(これこそ、荒唐無稽ですけどね)。

多少、申し訳ないような気持に襲われてしまう訳です。幾分、苛立たしい感情が引き起こされてしまう訳です。

あぁ、頭蓋骨を取り外し、頭の中の記憶を穿り返したい・・・!