ブログネタ:好きな絵本・童話は? 参加中--------------------------------------------------------------------------------
犬、猫、鼠が、同じ領域にいます。
本能からすれば、犬は猫を食べますし、猫は鼠を食べます。
猫は犬を警戒して、鼠を襲えません。
そうしている内、此の領域から、犬が離れます。
猫は、警戒する必要が無くなったので、鼠に襲い掛かろうとします。
しかし、鼠は冷静に、一旦、猫を制して、次のように話します。
「犬の奴は、頭が良いから、君が僕を食べるのに夢中で、隙を見せた、その背後から、君を襲う積りなんだよ」
猫は悔しそうに、元の位置に戻ります。
すると、犬も戻って来て、又、同じ状態が続いていきます。だから、鼠も逃げません。
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↑これは、自分の、以前の記事の中から抜粋したものですが、、、、僕は、童話の類には詳しくなくて、、、、はっきり言うと、嫌いで、その理由は、一方的に、勝ち組と負け組とに分けられがちな性質が馴染めず、子供の頃も、何故か、“負け組”の側に感情移入し、自分を常に置き換えながら、批判的な思いを向けていました。
童話って、『正直者と不正直者との対比がスタンダードに描かれる形式のジャンルだ』と思うのですが、、、、正直者と不正直者との区別に付いて、これは、果して、正当の評価なのでしょうか?
お話の中では、大抵、不正直者が駆逐されるパターンですから、事の経緯については、恐らく、生き残った正直者の方が語り継ぎ、伝達されていくもの、と推察されます。もう、お解りの通り、これは、都合の良い解釈に拠って、真実の内容が歪められている可能性も高く、否定できないのです。
まぁ、こんな屁理屈を述べるまでも無く、、、、この手の寓話は、子供への、道徳的な教材に生かされていたのも、又、事実なのでしょう。
しかし、幼少時代の僕には胡散臭く感じられ、反発心が拭えなかったようです。酷く穿って、現在の言語表現を借りれば、「大人が子供を牛耳り、管理し易いよう、野心=悪の図式を教え込ませ、逆らわないようにする事の処置として、洗脳を施さんとしている」みたいな感じに、端から疑って掛かってました。
『子供には、素直に育って欲しい』とか、『子供は、従順であるべきだ』とか、こういう思いの現れとして、結果、押し付けられる諭旨なのでしょうが、少なからず、その反動も必然でしょう?
但し、現代の親達の目論見は別にして、昔ながらの童話には、教訓のみならず、風刺を込めた内容が多分に含まれており、それも一概に言えない事を、つい最近、知ったばかりです。
つまり、僕の見識自体、批判としてはスタンダードながら、実際のところ、不当で、尚且つ、偏向的で有った訳ですね。でも、子供の頃の価値観を引き摺っていただけなので、当然、許して貰うとして・・・。
最初の文は、誤解していた段階で、『正直者と不正直者との対比が無い』事を狙った、結局、フラット過ぎて、クソ面白くも無い、僕の創作です。見せしめの為に掲載しました。
その、僕の目を開かせてくれたのは、、、、<ガリバー旅行記>と、【宮沢賢治】です。