ブログネタ:怖い話、教えて!! 参加中



夜遅く、電車に乗ります。後方にて、扉が自動的に閉められると同時、思いの外、静かなのに気付きます。



田舎のローカル線で、一車両のみながら、誰も乗り合わせていない状態、、、、普段なら、疲れ切っていて、万が一にも、人と接触する気遣いの無い環境を歓び、ホッとするところですが、この日は寂しく感じます。運転席を覗ける筈のガラス窓には、何故か、カーテンが設えられてあり、運転手の存在が窺えません。



車両内を一通り見回した後、その帰結として、ふと、正面を見遣ると、反対側の自動扉の手前に、一足の靴が置かれていて、その上にも、手紙らしき、一枚の封書が添えられてありました。




「悪質な冗談だ・・・」




そう、考えたいところです。実際、崖の上に在る物なら未だしも、電車から飛び降りるのに、態々、靴を脱ぐ必要など無い筈です。いや、崖から飛び降りるにしても、それは同じ・・・? いや、身を海に投げれば、死体が揚がってこない場合も有り得る、、、、“自分が飛び降りたんだ”と知らしめる為にも、やはり、必要な事でしょう。走っている電車からの身投げでは、遺体が発見される可能性は極めて高いですし、、、、何より、走行中、電車の扉を開けられるとも思えません。緊急時用の仕組みとして、手動での開閉は可能なのかも知れませんが、今、現在は閉められている状態で、実際、誰かしらが飛び降りたのなら、ご丁寧にも、その当人が閉じて行った事になりますし、必然性が認められません。そもそも、不可能でしょう。




「何にしても、めんどうには巻き込まれたくない・・・」




しかし、遣り過ごして、後、思い煩わずにいられる程、人の記憶は、自在では無いのです。



確かめずにはいられません。近付いて行き、表面には何も記されていない、靴の上の、真っ新な封書を取り上げます。丁寧に開いて、中身を取り出します。折り畳まれた一枚が入っていて、それを緩と広げます。




馬鹿が見る~




記されていた文句を読んで、憤慨するよりも先に、安堵します。文書から外れて、目を上げると、何時の間にか、正面の、電車の扉が開け放たれていて、その眼前には、夜の景色が広がっていました。







残される展開は、もう、限られますよね? それでは、次の内、AかBかを選択して下さい。



A.後ろから押されて、電車の外に突き落とされる   
B.前から掴まれて、電車の外へ引き摺り出される



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