A:「何、読んでるんだ?」
B:「(本の表題を相手に示して)これ、、、、最近、話題になってるだろ?」
A:「あぁ・・・。俺も読んだけど、、、、つまんなかったぞ」
B:「読んだ印象なんて、人それぞれに違うものだよ」
A:「そうだな。でも、俺の場合、真犯人が“刑事”ってのは、有り得なかったな」
B:「おい! ふざけんなよ! 人が読んでる途中なのに、何で、結末をバラしちゃうんだよ!」
A:「だ、だ、大丈夫だよ・・・。読んだ印象は、人それぞれに違う、、、、この本を面白く読めるのなら、真犯人も違って、読める筈だ」
自分の価値観を大事にするのと、相手の立場を尊重するのと、、、、それぞれ、単独では、然程、難しいものでは無いですが、これを同時に取り扱うのは、中々・・・。ていうか、何方かを削り取って、無理やりに填め込まない限り、大抵、どんな状況も滞ってしまうでしょう。
A:「何、読んでるんだ?」
B:「(本の表題を相手に示して)これ、、、、最近、話題になってるだろ?」
A:「あ、俺も読んだな」
B:「如何だった?」
A:「あれ? 覚えてないな・・・」
B:「そんなに、つまんなかったのか?」
A:「いや、覚えてないんで、それも、一寸・・・」
B:「まぁ、そうか・・・」
A:「読み終わったら、感想を聞かせてくれ。思い出すかも知れない」
B:「うん・・・」
自分を削り取り過ぎですね・・・。逆に、相手に、気を遣わしちゃってますし・・・。
A:「何、読んでるんだ?」
B:「(本の表題を相手に示して)これ、、、、最近、話題になってるだろ?」
A:「今頃? 俺、疾うの昔に読んじゃったけど・・・? 遅れてんな~。ダサッ!」
B:「大きなお世話だよ」
A:「だって、これ、映画化の話も出てんだぜ? お前が読み終わる頃には、もう、DVDが発売されてるかもな」
B:「お前、真犯人とか、冗談でも、絶対に喋んなよ」
A:「お前、今の時点で、誰だと思うよ?」
B:「うるせぇな・・・」
A:「言ってみろよ。じゃないと、俺、言っちゃうぞ?」
B:「・・・まだ、触りの部分だけど、、、、“刑事”っぽいよな。どうせ違うだろうけど・・・」
A:「ぷぷっ」
B:「何だよ、それ、、、、どういう意味だよ!?」
最悪・・・。
A:「何、読んでるんだ?」
B:「(本の表題を相手に示して)これ、、、、最近、話題になってるだろ?」
A:「知らないなぁ・・・」
B:「知らないのぉ? 遅れてんな~。ダサッ!」
A:「大きなお世話だよ、、、、酢入り物なんだろうけど、どんなに生々しく、毒気があっても、どうせ下らないよ」
B:「だって、これ、映画化の話も出てんだぜ?」
A:「興味ねぇよ、、、、エイが蚊になろうが、俺には、大した問題じゃない」
B:「お前、世間に疎すぎる・・・。今年、上半期の、最大のヒット曲、、、、知ってるか?」
A:「青山墓地は/そばに在るね(feat.Sougiya)」
B:「・・・え、ひょっとして、、、、ずっと、ふざけてた訳?」
A:「まぁね」
うん、これだな・・・。