子供が母親に訊く。「ママ、赤ちゃんは、どうやって、生まれてくるの?」
母親は、優しく答える。「コウノトリが運んで来てくれるのよ」
「コウノトリって、何処にいるの?」
「えっと、、、、赤ちゃんの村よ」
「赤ちゃんの村は、何処に在るの?」
「・・・神様の国に・・・」
「神様の国は、何処に在るの?」
「・・・天国かな?」
「天国は、何処に在るの?」
これは、埒が明かない、、、、そう思った母親は、ごまかすように微笑みながら、答える。「ママにも、分からない事は有るのよ。だから、パパに訊いて御覧なさい。屹度、知ってると思うわ」
子供は表情を曇らせて、不服顔を向ける。「パパには、もう、訊いたんだ」
母親は、興味深そうに訊ねる。「パパは、何て答えてくれたの?」
子供は、答える。「首を振って、『そもそも、注文した覚えすら無いんだ』って・・・」
これは、“ペリカン便”の名称が思い出せず、“コウノトリ便”と言ってしまった、馬鹿な男のエピソードから着想しました。
その、馬鹿な男の事については、追及しないであげて下さい・・・。