戦地にて、痩せた兵士と太った兵士が話している。



痩せた兵士「君は太っている事で、どれだけ、損をしているのかが分かってないよ。だって、敵の銃弾が当たり易くなってしまうじゃないか」

太った兵士「君は痩せている事で、どれだけ、他人への迷惑を与えているのかが分かってないよ。だって、敵の銃弾が君の、薄っぺらな身体を通り抜けて、後ろから来る兵隊に当たってしまうじゃないか」

痩せた兵士「それを言うなら、君だって、自分では意識しないまま、他人への迷惑を与えてるんだよ。こう言っちゃ何だけど、太っている人間は、鈍いところが有るからね」

太った兵士「僕はタバコを吸うからね、副流煙の事かな?」

痩せた兵士「違うよ。それ、太ってるのと、全然、関係が無いじゃないか」

太った兵士「知らない内に、君の足でも踏んでたかい?」

痩せた兵士「その事では無いよ」

太った兵士「じゃあ、君を突き飛ばしたのにも気付かず、食卓の長椅子に座った、、、、とか?」

痩せた兵士「それに近いな」

太った兵士「何だろう、、、、分からないよ」

痩せた兵士「君が太っていた所為で、墓穴を大きく広げなきゃならなかったから、今、こうして、僕の墓穴と繋がっちゃってるんだよ」