「あいつ、馬鹿なのか、天才なのか、分かんないんだよな」
「頭は良いみたいだよ。ほら、あんな分厚い、外国語の本を読んでる」
「でも、逆さまだろ、あれ・・・」
「逆さまでも読めちゃうところが凄いんだよ」
「なるほどね。でも、声を出して、読んでるの、、、、何か、馬鹿っぽくね?」
「暗記法なんじゃない?」
「それ、極めて普通っぽいけど・・・。あ、立ち上がったぞ」
「もう読み終わったんだよ」
「10分も経ってないぞ!?」
「あ、戻って来たよ」
「あれ、同じ本じゃね?」
「表記のローマ数字を見なよ。さっきのは“Ⅰ”で、今、読んでるのが、、、、“ⅩⅡ”・・・?」
「あ、ちょっと天才っぽいかも・・・」
凡人(僕)の、天才への評価って、こんな感じ・・・。