とある動物園の園長が、突如、肉類を食べなくなったらしい。
友人と食事に行っても、サラダしか採らない。獣肉に限らず、魚肉も含めて、一切、口にしないのだ。
「文字通り、宗旨替えしたかな?」
「いや、今でも、日曜、教会に通う姿を見掛けるけど、、、、その辺、プロテスタントって大丈夫な筈だよ」
「やっぱり、動物園を経営している立場上、配慮し始めたんじゃないの?」
「今更・・・?」
「ダイエットしてるだけだろ? あの歳で独身だし、焦って、モテようとしてるんだよ」
「その成果が全く見られないじゃないか。屹度、虫歯の治療中なんたって」
友人たちは、様々な憶測を立てたが、どれも不確かで、説得力を欠いていた。
こうなれば、直接に聞くのが手っ取り早いので、本人を呼び出した。
「一体、どうしたっていうんだ?」
「心配を掛けたみたいだな。何、大した事じゃないんだ。ただ、ここんところ、うちの動物たちが立て続けに死んでしまって、、、、しかも、その中に、象が二頭も入っていたんだ。・・・とてもじゃないけど、食べ切れないんだよ」
実際、昔のベトナムで、動物園の園長が象を捌いて、その肉を売った、そういうエピソードが在るらしいです。
また、アフリカの一部地域(ピグミー族)には、“象食”の習慣が見られるそうです。
因みに、象の肉には、危険な病原菌が潜んでいるみたいです。
マンモスが絶滅したのは、人類が食い尽くしたから、との説も有るらしいのですが、現在、象が生き延びていられるのは、その御陰なのかも知れません。
(殆ど、ある映画からの知識ですので、話半分に捉えていただきたく存じます。)