ヘヴン | 不定愁訴のブログ

ヘヴン

今更ですが、文庫になったので新潟出張の新幹線の往復で一気に読みました。


内容をまったく知らず東京駅の書店で手にしたのですが、中学生のイジメのリア

ルな描写に胸が悪くなりながら、でもやめられず読み切ってしまいました。


いじめる側の意味については少し理屈っぽかったけど、いじめられる側の逃げ場

の無い状況で生み出された思考は独特で興味深く読み進める事ができました。


でも、いくら芥川賞作家の名作であっても、むごく辛いいじめ問題への答えがある

わけではなく、昨今のやりきれない思いの混迷は更に深まったのでした。