昔、「負けないで」という曲が流行りました。
(知らない方は・・・ZARD「負けないで」です)
年齢がバレてしまいますが・・・私が中学生の時でした。
あの頃は、
「愛は勝つ」とか「それが大事」とか、
励ます系の歌が、大流行していました。
昨年、母校が甲子園に出場したので、応援に行ってきました。
野球はあまりくわしくないのですが、
相手のバッターが打った球が、外野の子の横を抜けて、
塁にいた相手選手は、どんどんホームに返ってしまいました。
その時、
ボールを捕りに走っていく外野の選手に、私の後ろにいたおじさんが、
「頑張れ! 頑張れ!」
と声をかけたんです。
その時、私は、なんだか泣きそうになりました。
大人になると、特に、若い頃。
自分は、誰にも理解されていないのではないだろうか?
自分のことを必要としている人なんて、いないのではないだろうか?
自分のことを愛している人なんて、いないのではないだろうか?
人生がうまくいかない時というのは、
こうしたことが頭の中にグルグルと浮かんでくる時があります。
楽しいこともたくさんあったはずなのに、
私の人生、良いことなんて、何にもなかった!
生きているのなんて、無駄だ!
そう思ってしまう時期というのは、誰にでもあるように思います。
私が、おじさんの、
「頑張れ! 頑張れ!」に、泣きそうになったのは、
確かに、子どもの頃、
私にも、「頑張れ! 頑張れ!」と声をかけてくれた人はいますし、
「負けないで!」と祈ってくれた人もいるからです。
頭の中の記憶にはなくても、
必ず、誰にでも、いるのだと思います。
そうでなかったら、
今日まで、生きてこれただろうか?
私は、いつも、そう思います。
「負けないで!」
たとえ声に出さなかったとしても、
心の中で、あなたに対して思ってくれている人は、
必ずいるのだと、私は思います。
私は、いつも、思っています。
「負けないで!」