満員電車が平気になるまで
今朝久しぶりに満員電車に乗りましたが全く平気だったので、記事にします。
と言ってもある日劇的に治るというわけでもないので私の経過報告になりますが、少しでも電車恐怖症の方の励みになればと思います。
私は普段はフレックスなので、朝の通勤ラッシュを少し外して電車に乗ります
朝一で会議が入った時などは一番のラッシュ時に乗る事もあります。
PDでない方にはなかなか理解できないと思いますが、満員電車はしばしばPD患者の恐怖対象になります
閉じ込められるという感覚がパニック発作を誘引するんですよね
私も発症して1年くらい(育児でほとんど家にいた時期)は電車が怖くて怖くてたまりませんでした
以前モニターとして受けたカウンセリングで、満員電車に乗った時のPD患者とそうでない人の気持ちについて学んだ事があります。
普通は、「混んでるなぁ、あ、あそこの席の前少しすいてるぞ。」と、できるだけすいている所を探してそこに移動して楽に乗ると思います。
ところがPDになってしまうと、「この扉が閉まったら次の駅まで降りられない。(逃げられない。)どうしよう、どうしよう、せめて扉の近くにいよう。」と、窮屈な所で緊張しながら不安いっぱいで乗るようになってしまうのです
扉が閉まったからといって何も怖い事なんてないとわかっているのに、なぜか不安感がやってくるんですよね。
カウンセリングを受けていた時、私は『すいているからって扉から離れるなんて絶対無理だよ(涙)』と本気で思っていました。
復帰したての頃は毎朝頓服を飲み、扉付近で不安感とすごい動悸の中通っていました。
私の場合はもちろん電車も怖かったですが、それ以上に『会社で一日平然を保てるのか』が一番不安で怖くて、会社に近付く程動悸は激しくなりました
時間のロスですが、しばらくは始発の電車がある駅で乗り換えて、座って通勤したりもしました。
座れると、自律訓練法もできるので、一日乗り切れそうな気がして、安心感が増しました。
この時期は緊張感と気持ち悪くなってしまうかもという予期不安から、朝ご飯が全く食べられませんでした
でも毎日電車に乗るうちに、少しずつ確実に体と脳が慣れてきます
毎朝必要だった頓服が、気付けば無しでも大丈夫な気がして飲まないようになっている、お腹がすいて朝ご飯が食べられるようになっている、少しでもすいている場所で乗る方が楽に感じるようになっている、急いでいればできるだけ早く着く特急電車を迷わず選ぶようになっている…そして今では満員電車に対して恐怖感は全くないです
次の電車を待つ人もいる中、人をギューっと押して、ドアにカバンを挟まれそうになりながら乗り込んだりもします。
もちろん座れた方が楽なのでできればすいている電車の方がいいですけどね
毎日電車に乗っていると色んな場面に遭遇します。
ホームで倒れている人や、車内でうずくまる人を何回か見かけましたが、周りの人が声をかけてすぐに駅員さんを呼んでいました。
なんだ、万一私が倒れても、誰か助けてくれるんだと思いました。
万一発症時の激しい発作が起きても(お薬で治療しているから酷い発作は絶対起きないんですけどね
)誰かにタクシーに乗せてもらって、自宅に帰っちゃえばいいや、と開き直る事で、赤の他人だらけの空間は怖くなくなりました。
それから、停止信号で駅と駅の間で電車が停止したりすると、内心焦ったりもします。
でもそういう時は数分間呼吸法に集中すると大丈夫でした。
数時間耐えられるかは自信がありませんが…今年会社の方で3時間閉じ込められた方がいました
その電話連絡を聞いた時に、皆さん「大変だね、絶対経験したくないわ、トイレに行きたくなったらどうするの…怖いよね」など言い、さらに3時間閉じ込められた方は電車が動いても結局、気分が悪くなったからと休まれました。
そっかぁ、誰だって閉じ込められるのは嫌だし体調悪くもなるんだ、とわかるとまた楽になりました
私なりの恐怖症を克服するポイントは、まずはお薬で症状を抑えて、『病気の症状が何もない時間』を作る事
つまり、いつ起こるかわからない発作を無くすという事です。
本来の自分でいられる時間を作って、発作は周りに左右されて自分自身で作り出しているものだ、と感じられると私は楽になりました。
そして、怖い事を週の半分位、できるだけたくさんこなして慣れる事
その際、大きな発作が起きないように頓服に頼る事も必要だと思います。
それから、恐怖症期間が短い程早く克服できるんだろうと思います。
かれこれ5年の会議室恐怖症はなかなか頑固ですもん(>_<)
きっと何かの学校に通って、毎日その場に座り続ける事に慣れれば治るんだろうと思います。
今はたまにしかそういう機会がないので、どうしても身構えてしまってドキドキしてしまい怖い思いをしています
でもね、幼稚園児や小学生でもできる事、自分も5年前までは普通にできていた事なんだから、今の自分にできないわけないと自分を奮い立たせています
そして、毎日の通勤が不安でなくなると…なんと通勤以外の事に対するハードルまで勝手に下がってくれて、休日がとても楽しくなりました
普段一人で移動しているんだと思うと、家族での移動は、車でもバスでも電車でも飛行機でも、とーってもリラックスできるようになりました
たーくんと二人でのお留守番が不安で不安で仕方なく、散歩も心臓バクバクだったのが嘘のように、楽に二人で家にいられる、散歩も自由にできるようになりました
今PDで電車が怖い方に少しでも励みになれば嬉しいなぁ
そして、いつか万一また悪化したとしても、この記事を読み返してまた乗り越えていこうと思って書きました
それでは、今日もあと半分頑張ります
良かったら応援クリックお願いします

にほんブログ村

と言ってもある日劇的に治るというわけでもないので私の経過報告になりますが、少しでも電車恐怖症の方の励みになればと思います。
私は普段はフレックスなので、朝の通勤ラッシュを少し外して電車に乗ります

朝一で会議が入った時などは一番のラッシュ時に乗る事もあります。
PDでない方にはなかなか理解できないと思いますが、満員電車はしばしばPD患者の恐怖対象になります

閉じ込められるという感覚がパニック発作を誘引するんですよね

私も発症して1年くらい(育児でほとんど家にいた時期)は電車が怖くて怖くてたまりませんでした

以前モニターとして受けたカウンセリングで、満員電車に乗った時のPD患者とそうでない人の気持ちについて学んだ事があります。
普通は、「混んでるなぁ、あ、あそこの席の前少しすいてるぞ。」と、できるだけすいている所を探してそこに移動して楽に乗ると思います。
ところがPDになってしまうと、「この扉が閉まったら次の駅まで降りられない。(逃げられない。)どうしよう、どうしよう、せめて扉の近くにいよう。」と、窮屈な所で緊張しながら不安いっぱいで乗るようになってしまうのです

扉が閉まったからといって何も怖い事なんてないとわかっているのに、なぜか不安感がやってくるんですよね。
カウンセリングを受けていた時、私は『すいているからって扉から離れるなんて絶対無理だよ(涙)』と本気で思っていました。
復帰したての頃は毎朝頓服を飲み、扉付近で不安感とすごい動悸の中通っていました。
私の場合はもちろん電車も怖かったですが、それ以上に『会社で一日平然を保てるのか』が一番不安で怖くて、会社に近付く程動悸は激しくなりました

時間のロスですが、しばらくは始発の電車がある駅で乗り換えて、座って通勤したりもしました。
座れると、自律訓練法もできるので、一日乗り切れそうな気がして、安心感が増しました。
この時期は緊張感と気持ち悪くなってしまうかもという予期不安から、朝ご飯が全く食べられませんでした

でも毎日電車に乗るうちに、少しずつ確実に体と脳が慣れてきます

毎朝必要だった頓服が、気付けば無しでも大丈夫な気がして飲まないようになっている、お腹がすいて朝ご飯が食べられるようになっている、少しでもすいている場所で乗る方が楽に感じるようになっている、急いでいればできるだけ早く着く特急電車を迷わず選ぶようになっている…そして今では満員電車に対して恐怖感は全くないです

次の電車を待つ人もいる中、人をギューっと押して、ドアにカバンを挟まれそうになりながら乗り込んだりもします。
もちろん座れた方が楽なのでできればすいている電車の方がいいですけどね

毎日電車に乗っていると色んな場面に遭遇します。
ホームで倒れている人や、車内でうずくまる人を何回か見かけましたが、周りの人が声をかけてすぐに駅員さんを呼んでいました。
なんだ、万一私が倒れても、誰か助けてくれるんだと思いました。
万一発症時の激しい発作が起きても(お薬で治療しているから酷い発作は絶対起きないんですけどね
)誰かにタクシーに乗せてもらって、自宅に帰っちゃえばいいや、と開き直る事で、赤の他人だらけの空間は怖くなくなりました。それから、停止信号で駅と駅の間で電車が停止したりすると、内心焦ったりもします。
でもそういう時は数分間呼吸法に集中すると大丈夫でした。
数時間耐えられるかは自信がありませんが…今年会社の方で3時間閉じ込められた方がいました

その電話連絡を聞いた時に、皆さん「大変だね、絶対経験したくないわ、トイレに行きたくなったらどうするの…怖いよね」など言い、さらに3時間閉じ込められた方は電車が動いても結局、気分が悪くなったからと休まれました。
そっかぁ、誰だって閉じ込められるのは嫌だし体調悪くもなるんだ、とわかるとまた楽になりました

私なりの恐怖症を克服するポイントは、まずはお薬で症状を抑えて、『病気の症状が何もない時間』を作る事

つまり、いつ起こるかわからない発作を無くすという事です。
本来の自分でいられる時間を作って、発作は周りに左右されて自分自身で作り出しているものだ、と感じられると私は楽になりました。
そして、怖い事を週の半分位、できるだけたくさんこなして慣れる事

その際、大きな発作が起きないように頓服に頼る事も必要だと思います。
それから、恐怖症期間が短い程早く克服できるんだろうと思います。
かれこれ5年の会議室恐怖症はなかなか頑固ですもん(>_<)
きっと何かの学校に通って、毎日その場に座り続ける事に慣れれば治るんだろうと思います。
今はたまにしかそういう機会がないので、どうしても身構えてしまってドキドキしてしまい怖い思いをしています

でもね、幼稚園児や小学生でもできる事、自分も5年前までは普通にできていた事なんだから、今の自分にできないわけないと自分を奮い立たせています

そして、毎日の通勤が不安でなくなると…なんと通勤以外の事に対するハードルまで勝手に下がってくれて、休日がとても楽しくなりました

普段一人で移動しているんだと思うと、家族での移動は、車でもバスでも電車でも飛行機でも、とーってもリラックスできるようになりました

たーくんと二人でのお留守番が不安で不安で仕方なく、散歩も心臓バクバクだったのが嘘のように、楽に二人で家にいられる、散歩も自由にできるようになりました

今PDで電車が怖い方に少しでも励みになれば嬉しいなぁ

そして、いつか万一また悪化したとしても、この記事を読み返してまた乗り越えていこうと思って書きました

それでは、今日もあと半分頑張ります

良かったら応援クリックお願いします

にほんブログ村
