パニック障害と言っても、医学的には脳の神経伝達物質の分泌が
異常であるという症状なわけで、単なる病気のひとつでしかない。
でも、逆に考えると、同様の症状が子どもたちにも
起きることも考えられるのではないか、そんなことを考えると心配だ。
3人の子どもたちは、見ている限りでは、長男が私と似た性格で、
その下の娘二人はどちらかというと、楽観的な妻に似た性格のようだ。
もちろん、私と同じように比較的心配症な息子だからといって、
同じようにパニック障害になるとは限らないだろう。
それに、パニック障害が遺伝するような話はほとんど聞いたことがない。
そんな余計な心配をしてしまう自分の性格も嫌ではあるが、
子どもにはできればいらぬ苦労をしてほしくないというのが
親心というものだ。