ヒューーストッ ∥∥( ∥´ ▽ `∥ )∥∥ タダイマァ

8月24日から9月23日までの間、能勢に住むクラスメイトのご一家で過ごさせていただきました。

僕の家から実習先まで通うのに非常に遠く、通学で2時間以上かかってしまうほどの距離でした。

ただでさえパニック障害の持病をもつ僕には、毎日4時間以上の往復は非常に至難であり、また実習日誌も手書きで書かなきゃなんないし、時間ないし、寝られないし、むりーーーーーーーーー!!!!

ってことで、僕は実習先に近いホテルから通おうとして、探していたんですが、全然見つかりません。

そこでクラスメイトが一言「俺んとこ泊まったらええやん」


そこの家から実習先まで、3~4キロほどのところに実習先があり、通うには最高の環境!

ってことで、約1ヶ月間泊まったんですが、広い日本家屋で他の家族さんと1ヶ月も住むなんて、俺できるかな・・・;と思ってたんですが、本当に気さくで親切で楽しくて、最高のご家族でした。日誌を書く時間もちゃんと用意してくれて、好きなだけ勉強もできる環境。
クラスメイトと二人、眠い目をこすり、遅く夜中まで助け合いながら実習日誌や、カンファレンスの書類を仕上げていく。心強い。


休みの日や余裕がある夜は、ご家族と酒を酌み交わして飲んで、なによりもゴハンがおいしーーー!!!
そのご家庭で育てたおコメや野菜を使った料理を毎日いただいてたんですけど、これが本当にマジおいしい!!!
赤霧島もおいしーし、焼酎あんまし飲まないほうだったけど、飲みやすくて美味しーんすよね
水は井戸水で新鮮でおいしーし
もうこのご家庭、自給自足状態に近いんですよね。
農作業もお手伝いました。
稲刈りなんて、僕にとって初めての経験で、稲刈りした後に汗だくになって飲む、冷えたビールがこれまた最高ーなんだわぁ!

プハァー!!!


それに蛇はでてくるわ、イノシシは出てくるわ、アライグマはでてくるわ、シカはでてくるわ、家ん中にはネズミはでてくるわ。今までにないスリルとサスペンスの毎日の連続!!

そして忘れてはいけないのは、ダックスのコジローと柴犬のはなちゃん。
めっちゃ∑(◕ฺˇ∀ˇ◕ฺ)カワイイ
またヨシヨシしたいよーー;;
ペロペロしてくれて優しいんだから><;

それにしてもまぁ、なかなかできませんよ。
1ヶ月も他人のぼんくら息子を、居心地良くいさせてくださるなんて。
そんなご家庭、ありそーで、なかなかありませんて。


おかげさまで実習を通いとげることができて、本当に感謝です。




ただし、実習へ行くことの恐怖はやはり根強く僕の中でありまして、毎日パニック発作の嵐!

薬なんか何一つ効きません。

でも、これをパニック発作の克服と言っていいのかどうか分かんないすけど、発作を起こしながらも実習を終わらせることができた。
この克服法?と言っていいかどうか分かんないすけど、僕と同じ嘔吐型のパニックの人には効くかも。過呼吸型の人には効くかどーかは分かりません。


まず朝起きたら、実習行く前にお犬ちゃんたちの散歩へ向かうんですけど、その道中、実習のことを考えただけで震えがきて、気分が悪くなってきて、田んぼの横の溝にゲロゲローー!!!
でもものっすごい田舎だから、そんな僕を誰も見る人がいないから好き放題ゲロゲロー!!!

涙と鼻水にまみれた顔をし、ゲロゲロしながらも散歩を強行。

犬ちゃんも「なんやこの人間おかしいぞ?」と毎日思って散歩してたに違いありません。

なにしろ何度も立ち止まってはゲロゲローしてたわけですからw

しかし本当に苦しい・・・


胃から、もう胃液しか出ず、胃がキュウーーーーっと縮こまってるのが分かるくらい、何も出ないのにゲロゲローーーー

こんな苦しみながら犬の散歩してる人いますか?


誰も見てないし、もう起きたいだけ発作起こさせてやれーーーってなかんじで、毎朝散歩しながら発作起こしまくってたんですね。

発作を起こせるだけ起こしきると、あら不思議、ケロっとしてる自分に気づくんです。

その状態になってしまうと、実習に行くことなんか余裕状態。

何も怖くなくなってしまうんですね。

逆に発作を中途半端にやめてしまうと、余計に苦しいことに気づきました。


毎日毎日、1ヶ月間それを休まず繰り返しました。

実習が休みの日も、犬を散歩につれていくのが僕の役目だから、休みの日なのに、それでもなぜかゲロゲロー!

朝のうちに発作を起こしておかないと逆に、昼からしんどかったりします。

これは何ゆえでしょうか?


僕は考えました。


これは・・・・


パニック発作を今まで避けるだけの人生だったけど、実はパニック発作って、俺にとって必要だったんじゃないか?と


つまり発作を起こすことによって、その日の不安や、心配事を、ストレスをゲロと一緒に外に出してしまう。

一種の不安解消の方法として、パニック発作を起こすことが役に立っていることに気づいたんです。

パニック発作を必要以上に怖がることはない。

そりゃあ苦しいけど、それが済みさえすれば後は怖くなくなるんです。

安定する。


これは本当に逆転の発想でした。


むしろ早めにパニック発作を起こしきっといてから、実習に向かう。

これが僕のパニック発作克服法でした。受け入れ法とも言えるかも。

これを僕は「犬ゲロ散歩療法」と名づけました。


しかーし、これを毎日続けてたせいか、実習がない日でも、今でも朝は必ず気分が悪くなってゲロゲロー

もうクセづいてしまったというか・・・必要のないときまで、こんな状態になるのはあんまり良くはないと思いますが・・・

毎日続けすぎて、朝は自律神経の交感神経優位状態がクセづいてしまったのかもしれない。

もう今は必要ないからいいよーー!っと頭で思っていても、一度乱れた自律神経はなかなか元には戻らない。

今現在は、この自律神経が乱れた状態を、元に戻すことが先決です。

じゃないと学校に通うだけなのに、毎日これじゃーさすがにキツイかもw

少しずつですが、自律神経の状態を元に戻していけるようにしていきたいと思っています。


さぁ、2年生になってもあと2期、実習がありますが、この方法で僕は生き残っていけるのだろーか。


とにかく、パニック障害への概念が、僕の中で変わってしまったことは事実です。

なせばなる。
なるようになる。

発作にあらがうだけが方法ではないことを学びました。


とにもかくにも、このことに気づけたのも、全部クラスメイトのご家庭と、お犬ちゃんたちのおかげ。あと実習先の優しい指導者方も。


本当に感謝しています。


人は助け合いながら、生きていくものなんだと。


僕ばっか助けられっぱなしで、恩返しをしていかなくては!





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