アーティスト宇宙のエネルギーを作品に込め、一つ一つ丁寧に作っています。作業工程と作品がメインですが、番外編でうちの猫達も登場。
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。続きです。前回は、下地→下塗り→白漆→研ぎ→白漆(画像はこれ)までやりました。このスプーンは、この後黄色と白をグラデーションに。このスプーンは黄色と赤を重ねたデザイン研ぎますとにかく滑らかに1000→1500→2000→3000まで水研ぎペーパーの番手を上げながら研いでいきます。力を入れすぎると、模様なくなります。ピンクでチューリップのような模様も研ぎ途中(全然まだ綺麗じゃない)光ってる部分は研げていない箇所。手で触ってもわからないくらいの窪みです。これもできる限り滑らかに。こんな感じに。研ぎすぎると失敗するので慎重に。このほかにも、いろーんな塗り方をしてそれぞれまだ塗り重ねます↓このお花畑のスプーンは研いでこんな感じに。これもまだ途中。このように進めています。色を重ねすぎて全然完成しない。本日もご覧いただきありがとうございます😊
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。今日はその3です。↓前回まで前回はここまで↓その後の工程です。3日ほど乾かしたものを研いでそこそこ滑らかにして(研ぎ過ぎると下地なくなって木地でてきちゃいます…特にスプーンのフチ注意) 捨て塗り一度黒い漆で塗って凸凹わかりやすく。3日ほど乾かした状態↓研いで奥 研ぐ前手前 研いだ後(研ぎすぎると下地なくなる)下塗りこのスプーンは、下地に白漆を塗ろう。(他の色を塗る時もある)3日乾かしてこんな感じに。 下塗りの研ぎ(↓スプーンの種類違うけど工程同じやつです)研いで、また白漆を塗ります。こんな感じに進んでいます。下地も職人さんによってやり方は様々です。本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございます〜。
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。前回の続き(といいながらスプーンの形変わってます)実は手袋するの忘れてヤスリがけしてしまい、硬化失敗。驚きの初歩的ミス。手袋をしないと皮脂がスプーンについて漆が硬化しません。(油分がついたところは、漆は硬化しない)3日後に室から出したら、しっとりしている。えーーーーー。。固まってないじゃん…ちゃんと硬化すると手触りサラサラ。しっとりしてるってことは、固まってないって事です。一度ヤスリでとっぱらってやり直し中のため、こちら↓のスプーンで説明します。手袋をして丁寧にヤスリがけした木地に漆を染み込ませます(木地固め)染み込まなかった余計な漆を拭き取ります2.3日、室(むろ)で硬化させました。今回サラサラ。ケバ立つので、3Mマイクロファインでやすりがけサラサラになりましたウエスで丁寧に拭き取って、蒔き地(下地の粉を撒く)をする部分に漆を均一の厚さに塗ります。地の粉を蒔き、2.3日硬化させました余計な粉を筆で落として、漆を塗ります(粉固め)2.3日硬化させたもの下地の粉が固まったので、ここから下地の仕上げに移ります。下地忘備録でした。ご覧いただきありがとうございまーす
究極に使い心地の良い口当たりの良い舌触りの良いそんなスプーンを作るには木地から究極に滑らかに。スプーンに漆を塗る。…の前に下地。…の前に木地のやすりがけ。を、やります。福井県にある会社から木地を仕入れております。そのままでもかなり綺麗です。が!究極に滑らかなスプーン作るのでヤスリがけ。まだ何もしていない木地。これはこれで綺麗。ところで人間の舌って凄いですよね。髪の毛一本クチに入ったものならもう、それはそれは異物感ハンパないゲボー。これは、人間の舌の機能である触覚受容体が髪の毛キター!!と感知してます。よく、味蕾(みらい)は聞きますが、これは味覚受容体で、うまみなど味を感じる細胞ですね。触覚受容体は、舌に触った食感、形状、微細な振動、動きを感知します。お、飴が極小になってきたな唇の皮むけて荒れてるじゃん…あ、これすごくモッチリしてる!この木のスプーン、ザラついてる。。↑これらを感知!究極に滑らかなスプーンは食材の味を邪魔せず、最大限に引き出すことができます。食材がスプーンの表面と摩擦を生じずに滑りやすいため、食材の風味やテクスチャーを損なうことなく、そのまま楽しむことができてしまうのです。更にクチの中が気持ちいい!(…と教えてくれたのは、お客様)おお!なんということ!…というスプーンをまた作るべく 前置き長い。まずは丁寧にヤスリがけ。この状態からヤスリます180番400番3M マイクロファインを順に使って丁寧にヤスリます。↓特にこの部分の平面は完全に丸く仕上げます下手くそか。ヤスリがけ終わりました。比べるとこんな感じです上段 ビフォー下段 アフター滑らかになりました!わかりますかね、、。この後、下地に入ります漆の研ぎもそうだけど、爪が削れちゃうので、今日は親指にマステ巻いてみた最後までご覧いただきありがとうございま〜すArts-miyukiInstagram
こんにちはー。ARTS-miyuki ぱにぃです。GWです。只今夜中の3:00なかなか眠れずパートナー帰省中で夜更かし。映画インセプションを観てました。レオナルドディカプリオ主演。相手の無防備な状態(夢)を操り潜在意識から情報を盗み取るストーリー。たまに明晰夢は見るけれど夢の階層なんて、さすがに操れないわ。映画では、どの階層にいるかわからなくなり、本当の現実に戻ったのか、まだ夢なのか…というシーンも。興奮して更に眠れずこれ系の映画だと、私はインターステラーの方がもっと好きかなぁ〜(❁´ω`❁)そうそう、今仙腸関節が絶賛剥離中です。ここ。画像お借りしました24時間(お風呂以外)ベルトで骨を固定し、階段もなるべく避け、坂道もなるべく避け、前屈みも避け、あぐらは絶対NG食器を洗う、ほんの少しの前屈み、あれがもう…こうなるともう、どんな体制でいたら良いのか…そうです。良い姿勢でいれば良いのです。正座はOK。正座はダメっていう人もいるけれど、今の私の骨の状態には良い。早く治すためには頑張らねば。因みに病院は苦手なのでご縁のあった整体に通ってます。アイスピックで突然腰をぶっ刺さされるあの強烈な痛みは消え去り、今は自然治癒力にも協力してもらい、整体に通う日々。施術の後は毎回テストをしてくれて、治り加減が一目瞭然!後はどれだけそれを維持できるか。。てことで、とても良い姿勢で映画を観ておりました。米倉涼子さんも、仙腸関節やられてるらしいですね。がんばれーー。私も頑張るー。みなさん、腰は大切に〜🎵遠くから手を伸ばして重いもの持っちゃダメですよー今日はこの辺で!
こんにちは!Arts-miyukiぱにぃです。全財産?一体いくらの包丁だ?こちら。名入り(亡き母の名前)実家に行って、包丁もらって帰ろうと取り出して思い出しました。これ、あたしが全財産はたいて買ったやつだ。中学3年、奈良へ修学旅行。母にもらったお小遣い5000円。そう。この包丁は5000円です。いつも美味しい料理を作ってくれる母にプレゼントしたい。お土産時間になって、私は1人で刃物屋さんに向かいました。(そういえばこの頃から単独行動)キツ子この名入りをみた瞬間本当に色んなことが思い出されました。子供一人で刃物屋に入る緊張名入れして欲しいと伝える緊張大人に混じって場違いの緊張って、緊張しすぎキツ子の「キ」がちょっと細いな…と内心思ってたけど、太くするのは難しいだろうな、と諦めた子供心。細かい子供…💧サビ取って綺麗にしようとお酢につけたり、重曹レモン試してみたり。これが限界だったので(下手くそか?)よし、水研ぎで綺麗にしよ。まずは、240番240番だとこんな感じここからどんどん番手を上げて(徐々に細かい番手に)磨いていきます。ヤスリは小さい数が粗く、大きい数字は細かくなります。今回240から始めました。(なんとなく)400番600番800番1000番少し映ってきた1500番2000番3000番綺麗さは、蘇りました。あとはちゃんと研いで完成〜良き。包丁を渡した時、「他に何も買えなかったんじゃない?」と言った母の心の中を、数十年経った今覗くことができます。母が涙を堪えていたのも思い出しますねたかが5000円だったけど、その時の私の全部。ここに戻ってきてくれたので、大切に使いたいと思います。今日はこの辺で!最後までお読みいただきありがとうございます
みなさん、こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。父の誕生日。みんなでマンマパスタ バオバブ東大島店に行きました。家から歩いて5.6分のこのお店。土地の権利の関係で明後日、2月4日に閉店するのです電話すると閉店まで予約いっぱい。そりゃそーだ。なので、早めに行って並んで入りました!シーザーサラダと真鯛のカルパッチョ豚ロースのグリルポルチーニとチーズのクリームリゾット仔牛のカツレツこれ、母が大好きだったなぁ…どれもこれも、美味しかった。ローソクつけてもらって、ハッピーバースデー♪なんと、お隣のテーブルの皆さんもお祝いしてくださいましたみんな素敵な笑顔20年愛され続けたお店。なんだか、お客さんまで優しく一体感があってあたたかな時間を過ごせました。マンマパスタ、20年間ありがとう!!!!是非どこか、土地を見つけて再開してくださぁーい!漆室が故障?して温度が上がらない…湿度も上がらない…私の漆室(うるしむろ)その名も、漆職人!25度設定しているのに、なぜ。80%設定しているのに、なぜ。2日間まるっと乾かしていた品物が全く乾いてなぁーい!!急遽、こっちの室(むろ)に移動こっちは湿らせたタオルや、ヒーターなどで自力で温度湿度調節。お手製感ハンパない。温湿度調節に手がかかるけど、大きくて使いやすい!とにかく、乾いておくれお願いします。また明日様子を見よう。本日はこの辺で!ではまた〜ホームページ漆作家 | 下平微由紀 | 日本漆作家の下平微由紀(Arts-miyuki)です。宇宙をテーマとし、伝統工芸の漆を使った小物やアクセサリーからオブジェまで多岐にわたり制作しています。また、その人から受けるインスピレーションでオンリーワンの作品も制作しています。www.artsmiyuki.com
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。お気に入りで大切に使っているもの、ありますか?身につけるもの、鑑賞するもの、日用品。その他いろいろ。私は、ずっと大切に使っているものがあります。15年ほど前、その頃はまだ漆を知らなかった時にペアで購入したもので、シンプルな木のお椀。私にとって思い入れのあるとても大切なものです。長く使っていると、やはり口縁などボロがでてきて使い心地が悪くなってきます。もちろん捨てません。数年前にお椀を直しました。口縁の周りだけ丁寧に直したところ、蘇った器は驚くほど口当たり滑らかになりました。長く丁寧に使う。直して愛情をかけることは私にとってとても大切な事です。最近これも大切なお茶碗が危なくなってきました。金継ぎできる〜!と壊れるのもまた楽しみです。なんか変ですけどね。さて。こちらは、お修理依頼のブレスレット。はるばるスペインから送られてきました。25年ご愛用のブレスレット。デザインお任せで完成。全体の雰囲気に合わせ、少し凹凸させながら面一(つらいち)に仕上げました。パキッと直すと違和感ありまくり。周りの塗りも真っ直ぐではなく、すこし凸凹に。とても感激してくださり、私も感無量です。蘇ったブレスレット。これからもずっと長くご愛用頂けると嬉しいなと思います。ではまたInstagram
みなさま、こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。かなり遅れましたが、先月9月に千疋屋ギャラリーにて開催されました、長月いろどり芸術祭 にて千疋屋ギャラリー芸術大賞(現代アート部門)を受賞しました(❁´ω`❁)ありがとうございます!宇宙この作品です。割れたこともありました。懐かし…。ギャラリーではいろんな角度からご覧いただいたようで、沢山の写真が届きました。宇宙の世界に踏み込んでいただけたことと思います。作品も無事返ってきて一安心。暫くは展示会への出展はやめておこうかなぁと思っています。ただ今、ご依頼品を丁寧に仕上げておりまーーす!暫くはそちらに集中です。さてさて…私、コロナになりましたが皆さま大丈夫ですか?2週間経ちましたがまだ咳が残っています。みなさまもくれぐれも、無理だけはされないようあったかくしてまったり、ゆったり。。本日はこの辺で
こんにちは!Arts-miyuki ぱにぃです。はるばるスペインからブレスレットが届きました。お直し用。25年近く愛用していたブレスレットが壊れてしまったとのこと。元々は貝が嵌められていたのだけれど、私のセンスでお修理をお願いします、と、幸せなご依頼を頂きました最初画像を拝見した時、金属に穴が空いている、と思っていたら穴は貝を留めてあったボンドでした。恐らく、経年で硬くなったボンドが貝と一緒になんらかの衝撃で取れてしまったのでしょう。そのまま埋めても良かったのですが、綺麗に仕上がらない気がしたので、取る金属部がナイフのごとく鋭利だったので、ヤスるこの穴は、樹脂で3回くらいにわけて埋めます。1回目2回目3回目最後は乾漆粉を樹脂に混ぜて硬化!枠を微調整(←これが神経使う)土台完成。さて、どんなデザインにしよう♫仕掛かり中のお椀の下地。本堅地の途中。2〜3週間乾燥。↓取り出して漆を染み込ませて、拭き取って、乾燥して、研いだところ。この次は最後の下地。終わったら、ようやく下塗り。今日も最後までご覧いただきありがとうございます!
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。秋の色が濃くなってきました!今日は、本日から開催されている展示会のお知らせです〜長月いろどり芸術展〜会場 千疋屋ギャラリー 京橋千疋屋 京橋本店2階会期 6(火)〜11(日)時間 11:00〜17:00 (最終日は14:00)入場無料140年の歴史を持つフルーツの老舗千疋屋。今回ギャラリー回廊40周年を記念して、美術評論家 中野中氏監修の元、精鋭作家をギャラリーにて紹介。2019年のパリに出展した作品1点を出展します。とても思い入れのある作品。タイトルはシンプルに【宇宙】そういえば、納品3日前に、鏡が割れたなぁ…最悪の時は、同時に最高のことが起きている。お陰で、鏡に彫刻することを思いつきました。作品ストーリーこの宇宙には、たくさんの星があります。地球、太陽、月、、見たこともない聞いたこともない私たちが知らない星たち。この宇宙にはかかせない存在。どんな小さな星も、そして、人も、緑も、虫も、雲も、見えないエネルギーも、原子も粒子も、一つでも欠けてしまったらこの宇宙は成り立ちません。全てが完璧に存在しています。鏡の宇宙には、そんな存在がゆるやかにただよいます。作品の前に立ってみてください。自分自身が映りましたか?今、鏡の宇宙に映っているあなたも、そのままでこの宇宙で欠かすことのできない、たった一つの大切な大切な存在です。そこにいるだけで、十分価値があり、輝いています。あなたは、たったひとつしかない大切な大切な存在です。本日は以上ですお近くの方は、是非お立ち寄りください♪今日もご覧いただきありがとうございました!
こんばんは。ARTS-Miyuki ぱにぃです。生きてますこの前撮った雲はなんかでてきそうな感じでした。最近、YouTubeにハマっています。遅っLIVE動画!その中でも特に🌎 Nasa Live Stream - Earth From Space : Live Views from the ISSLive NASA - Views Of Earth from SpaceLive video feed of Earth from the International Space Station (ISS) Cameras---------------------------------------------...m.youtube.comISS(国際宇宙ステーション)!地球の周りをグルグルと回るISSから撮影している動画をリアルタイムで見る事ができる。。あぁ、なんて素敵な事でしょう〜。昼から夜に変わる瞬間。地球の日の出夜空の星、海、雲、雷、地上の光、地球から噴き出るようなオーロラ。ずーーーーーっと見てしまう。そして、アラスカでクマが鮭を取るやつ木彫りの熊みたいに、上手に取るんだなぁーと。そして、結構落とす。かわいい。下の動画は特になんも取れてないけれど…今、ベビー用スプーン(ファーストバイト)の制作もしています。産まれて初めて、ご飯を食べる。一生に一度のイベント。口当たり滑らかで、これから口にする食べ物が健やかな身体をつくるように。この状態からこの状態まで驚くほど滑らかにヤスリをかけ、漆を染み込ませて、硬化させさらにヤスリをかけ下地を作るための漆を塗り地の粉を蒔き、1週間乾燥余計な粉をはらったら、更に上から漆で固めて、余計な漆をとり2.3日乾燥させたら研いで、お次は緑。乾燥したら(暗くなる)研いで漆塗って、乾燥させて、と、更に続いてます。今日も最後までご覧いただきありがとうございました〜✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
こんにちは。Arts-Miyuki ぱにぃです。今日もお越しいただきありがとうございます!展示会の報告2022年5月30日上野の森美術館での展示会が無事終了致しました今回、本当にたくさんの方にご来場いただきました。Instagramを見てきてくださった方、ブロ友さんや、今までの職場の方々、今のアルバイト先の方。家族、パートナー。会場で残念ながら会えなかった方々。そしてあの豪雨の中来てくださった方々。ふらっと立ち寄られたお客様。本当にありがとうございます。私の作品を何かしらで知ってる方の一番多かったご意見は画像で見るのと、実際みるのは全然違う!と口を揃えて仰っていた事です。やはり、実物のエネルギーは画像では伝わりきらない部分があるのだと実感した瞬間でした。一部の作品の前にずっと立っていらっしゃる方にはお声がけして作品の説明をさせていただきました。これは、漆なんですか??どうやって作られているんですか?このツルツルはコーティングしてるんですか?説明があると、感じ方が全然違う!全く違う作品に見えました。鳥肌が立った!目をウルウルしてくださる方、宇宙と人の世界に聞き入って下さった方。質問攻めにして下さった方。たくさんの方との触れ合い。最終日、閉館間際の静かな環境で(妹が)動画を撮ってくれていました。美術館で鑑賞している感覚になれたので宜しければ動画でご覧ください(私の作品のみの動画です)一点一点は次回掲載したいと思います。次の展示会は9月に銀座千疋屋ギャラリーにて開催されます。その後はしばらく展示会は入れないようにしていますが、何かのタイミングで出展するかもしれません。今回の上野の森美術館。私にとって大きな挑戦でした。なによりも重視したのは自由。こんなに贅沢に空間を使わせていただいた事、良い経験になりました。皆さま、本当にありがとうございます。Arts-Miyuki
こんにちは!Arts-Miyuki ぱにぃです。いよいよ展示会が来週の木曜日から始まります。お近くにいらした方は、ぜひお立ち寄りください今回は6点の展示しますパリに出展した作品3点新しく制作した作品3点。お近くを通った方は是非お越しください(❁´ω`❁)会場名:上野の森美術館 本館2階展覧会名: 『爛漫展』~上野に芸術の華が咲く~開催日程: 5月26日(木)~5月30日(月)開廊時間: 10時~17時 ※最終日のみ12時まで現在、オーダーにてご注文のお品物は種類にもよりますが半年〜1年ほどお時間をいただいております。宜しくお願いします(❁´ω`❁)
こんにちは!Arts-miyuki ぱにぃです。今日もお越しいただきありがとうございます😊先日、研ぎ作業のための消耗品をひたすら作りました。研ぎは、水研ぎペーパーや、駿河炭、砥石、その他色々ありますが、今回は水研ぎペーパーのお話です↓建築資材の角バッカー1m100本入りA4の水研ぎ用ヤスリのサイズに合わせてカット中ひたすらカット数百本できたので、これを必要な番手の水研ぎペーパーに貼って切って使っています。黄色いとこ剥がすと、糊ついてて使いやすい水研ぎペーパーを貼って、研いでるところ漆の研ぎは、とっても大切。塗りも大切だけど、研ぎも大切。なんでいちいち塗り重ねるの?一度厚塗りすればいいじゃ〜ん厚塗りするとこうなります画像お借りしました厚いと言っても、ほんの少し漆が多かっただけでこうなりますボコボコの一つが1mmくらい。表面は乾いているけれど内側は生の状態。フチとかは特に塗りの時に漆が溜まりやすいので縮みが発生しやすいため、特に薄く塗る必要があります。(縮みを利用して面白いデザインにしたいときもあります)さてさて、こうならないためにも薄く塗り、表面を研ぎ、また薄く塗るのですが何で研ぐの?そのまま上に塗ればいいじゃ〜んとなりますよね。(少なくとも私はそう思っていました)漆は、乾くと表面が比較的ツルツルします。更に、素地や下地の凹凸でまだ滑らかではありません。そのまま塗ると?ペリっと下の層が出てきてしまったり滑らかでない塗面に塗って、さらに凹凸が出てきます。塗った塗面を滑らかにして、更に次の漆の接着を強固にするため研いでいるのです番手(荒さ)をどんどん細かくしていくことでより滑らかに仕上げていきますじゃあさ、面倒だから1回だけ薄く塗れば良くない?ダメダメ即剥げます漆の塗面は、0.3mmくらい。セロファン用紙(懐かしっ!)くらいのイメージです。1回だけなら即剥げますそして、確実に綺麗ではない下の色が出てくる(わざと出す技法もあります。根来塗りとか。)のはまだしも、例えばお椀とか使っていて、素地(木)とか出てきたら…チーンってなりますよね。こうして下塗り〜中塗り〜上塗り、その中で何度も塗りと研ぎを重ねて漆の奥深さと温かみが増してゆくのですね。今日は、研ぎのお話をしてみました♫最後までご覧いただきありがとうございます
こんにちは。Arts-Miyuki ぱにぃです。今日もお越しいただきありがとうございます😊昨年よりブレスレットのご依頼をいただいておりようやく完成しお送りする事ができました!こちらですご依頼主は、のっちゃんさんオリジナルのブレスレットをオーダーしてくださいました。ありがとうございます!デザインもお任せでしたが、「カールの似顔絵をいれることができれば、、」と最初お話しをくださったのですが、わたし、似顔絵が下手くそなんです…うまいと、本当に嬉しいと思うんですが、、。似てないと、せっかくの可愛い愛犬なのになんか違う感 になりそうな気がして。。なのに進めているときに、ふと卵殻技法で、カールちゃんのシルエットを表現してみよう!って思ったのです。カールちゃん、ちゃんと出てきてくれました!雪の中でのっちゃんさんを待つカールちゃん。お腹に宇宙を抱えます。カールちゃんは、少し茶色みのあるシーズーの男の子。フワフワの毛の奥に、優しい瞳が伺えるとても可愛い子です。いつものっちゃんさんのブログで、お写真を拝見しておりこのカールちゃんのシルエットは目に焼き付いていました北海道に住むのっちゃんさんは、雪の中でカールちゃんをお散歩しているイメージが強く、卵殻や螺鈿、京都オパールなどで雪の中でのっちゃんさんを待つカールちゃんを表現しました。のっちゃんさんを待つその姿は、いつも楽しそうです。2018年、虹の橋を渡ったカールちゃん。今はブレスレットの中から、いつものっちゃんさんを見守ります。今日も最後までご覧いただきありがとうございます!只今オーダーのお品は半年~1年ほどお待ちいただいております。Instagram
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。お越しいただきありがとうございます😊糊漆のりうるしそれはなんだ?糊なのか?漆なのか?糊漆っていう種類の漆があるのか?粘着性の漆?自然に採れるの?と、疑問がでますね。…出ませんかねこれは、粘着性を持たせるように調合した漆です。自然に発生してるわけではありません。作ってます。乾漆(かんしつ)と呼ばれる麻布を貼り合わせる漆の技法などさまざまな場面で登場します。お椀のフチに貼ったり(=布着せ)、パテの役目だったり。要するに糊の役目ですくっつけばいいんでしょ?別に糊だけでもいいじゃーんって、なるのですが、糊って水に溶けちゃいますよね。漆は作業中に、水研ぎをします。糊だけつかったら、もう、ドロドロです。じゃ、アロンアルファは?んー。それを使ったらもう、手直し不可能です。しかも、ガビガビになりますね。たぶん。漆の上にアロンアルファとか、使ったことないからわからないけど…では、早速作ってみましょっ材料❶上新粉(今回は100g)❷お水…上新粉の4倍の量(今回は400g)❸↑でできた「糊」と、「同量の生漆」お水と上新粉を入れて中火でよく混ぜます(米粒使う方もいます)固まってくると重くなりますが、焦げないように、頑張って混ぜますこんな感じになります。お団子の良い香り~使う分だけ確保して、あとは保存糊と同量の生漆をヘラでよく混ぜるこんな感じになってきます。これで出来上がり。これが糊漆。このねっとりとした糊漆を接着剤がわりにつかいますこんな風に小分けにして、次の日までには使い切っています。(生ものなので、カビます)麻布を貼ってるところ。こんなふうに使います。下地のなの下地。これから長ーい作業が始まる。よく使う漆の種類のひとつ、糊漆の紹介でした♫最後までご覧いただきありがとうございます
こんにちは。Arts-miyuki ぱにぃです。お越しいただきありがとうございます昨年、虹の橋を渡った実家の猫 まる。両国にある回向院へ納骨してきましたお塔婆をお願いして動物の永代供養塔に入れていただきましたこの寺院は、毎日16時からありとあらゆる生命のためにお経をあげていらっしゃいます。まるも一緒にお願いしました🐈仏像様がいらっしゃるお堂に早めに入るとこのお寺で飼われている猫ちゃんも入ってきました。立ち入り禁止のバーをくぐり、スタスタと仏像様の横を通り過ぎて周りをウロウロ…そのうち私たちのところにも来て外へ出て行きました。回向院には、鼠小僧のお墓があります🪦ホームページから抜粋時代劇で義賊として活躍するねずみ小僧は、黒装束にほっかむり姿で闇夜に参上し、大名屋敷から千両箱を盗み、町民の長屋に小判をそっと置いて立ち去ったといわれ、その信仰は江戸時代より盛んでした。長年捕まらなかった運にあやかろうと、墓石を削りお守りに持つ風習が当時より盛んで、現在も特に合格祈願に来る受験生方があとをたちません。私も、カリカリと削りました回向院では心穏やかな時間を過ごすことができました。暫く実家にお骨があったけれど、これで、まるもホッとしたことでしょう。遅いわっ!!と聞こえてそうなきもしますけどたくさんのペットのお塔婆を拝見すると、それはそれは愛されていた動物達だったのだと、心がほんわか、じんわり…愛で満たされます。お塔婆に生前の写真を貼っている方もいました。これからはみんな一緒に遊べるね〜虹の橋の向こう側では生前の名前を聞かれて一番多い名前がある。その名は、ポチでもタマでも、まるでもなくかわいいみんな毎日毎日、かわいいね。と言われて過ごしたのでしょうね♫今日も最後までご覧いただきありがとうございました😊
こんにちは!Arts-Miyuki ぱにぃです。今日もお越しいただきありがとうございますちょくちょく思うのです。最近特に。なぜ生まれてきたか。あんな使命、こんな使命。わたしには、どんな使命があるんだろうなんのために、生まれてきたのだろう?と、よく思い巡らせていました。今のところたどり着いた答えは(↑今のところなのでまた変わるかもしれないですが)生ききるためただ、それだけ。体験、感情、などなど、たーくさん経験してみる。それをやりに地球にきた。喜怒哀楽。理解できるってこんな感じかー。離別って、こんな感情、感覚になるのだなぁ。。褒められるって、私すきー!!モノづくりって、たーのしぃーーーー!!失敗するとヾ( ˃̶⺫˂̶。)ノイーッ!!!となるけどそれも含めてね!その人生で主観的になにかをやりたいとしたら私は、たくさんの笑顔を見たい。と言う欲求だから、仕事も接客が好き。(アルバイトもしてますが、やっぱり接客)目の前の人が笑顔になること。それは私の心の真中がぽわっとする瞬間だ。その笑顔を、私の作品で作れたら?私の作品で誰かにエネルギーを循環できたら?おお、それはなんというハッピーな事だろう!私はモノづくりが好き。だから、私はモノを生み出す。私のエネルギーを使って。何にもとらわれず、自由に。自由は、一番簡単そうで難しい。それを、楽しむ。先週パートナーの実家(房総半島)で作ってる野菜を一緒に収穫してきました。無農薬なので、葉っぱは虫さんが美味しく食べていますブロッコリー収穫後の脇芽を収穫。激甘なんです。いろいろ採れました最後までご覧いただきありがとうございましたー!
明けましておめでとうございます✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。Arts-Miyuki ぱにぃです。本年も宜しくお願いしますー!先程毎年恒例の初詣へ行ってきました。亀戸浅間神社。実家の近くにある神社で関東一の大きさを誇る茅の輪があります。23:40ごろ、みんなで家を出て徒歩10分。人手もそこそこ増えつつありました鳥居の奥に、茅の輪。父も、この茅の輪の制作をしました。なので、関東一の大きさの理由を知っています。それは…「作ってるうちに、どんどんおっきくなっちゃったんだよー」本当はもっと小さい予定だったそうですが、気づくと大きくなってた、、そうです。。まぁ、どんな理由であれ結果オーライでそーいうのも良いかなと。今年はドバイへアクセサリー出展上野の森美術館へ出展千疋屋ギャラリーへの出展が待ち構えております。これからどんどん、私の世界を表現していくので、これからもお付き合い頂けると幸せです。今年も皆さんに沢山のラッキーとハッピーが降り注ぎますよう。愛と感謝と笑顔を込めてみなさま、本年もどうぞ宜しくお願いいたします♫