東大の入試成績の開示結果が簡易書留はがきで届きました。
合格最低点にあと1点届いていなかったというなら頭をかかえそうですが、
そんなこともなく、単に、東大の壁は厚かったという感想しかありません。
受験者の中での娘の順位は東大実践模試とほぼ同じか、少しよいくらいのところ。
不合格者内での順位は151位から300位の間。
つまり、模試だと仮定したらD判定くらいの位置だったということです。
いつもの立ち位置ですが、得点配分は、ちょっと予想外でした。
まず、国語と英語が予想外に低得点でした。
たしかに、国語は抽象的で一見難しそうな問題だったようですが、娘的にはそこまでできていないという感触ではなかったようです。
Twitter界隈を見ても、今年の不合格者は共通して国語が低得点のような気がします。
「滑稽」という漢字を書かせる問題の配点が15点分くらいあったのではないかという説があるみたいですね。
それなら「滑稽」を書けなかった娘の低得点も説明がつきます。
さすがにそれはないと思いますが、国語の採点基準が厳しかった可能性はあります。
娘がやってきた英語学習法については受験全体を通じて当たり外れが大きかった印象です。
英語塾の先生からは他の教科の勉強に時間を充てろとまで言われていましたが、残念ながら今年の東大英語にはハマりませんでした。
受験生が一通りやりそうな受験英語学習をまったくやってこなかったのですが、採点する側も型を用意しているはずなので、普通の受験生であれば勉強して身につけているであろう型を最低限身につける努力は必要だったのかもしれません。
ゼロ完の数学は部分点のみで35点でした。
中学受験から数弱傾向だった娘の数学は、数学塾で確実に力をつけた印象です。
世界史と地理は、予想通りの低め安定。
世界史はそれでも頑張ったと思うし、欲を言えば、地理はもう少し得点しておきたかった。
仮に娘が浪人して来年再挑戦したいと言うならば、来年の勝ち筋は見えます。
少なくとも、1年前の今、東大合格への勝ち筋はまったく見えていなかったので、この1年間で娘は大きく成長したのだと思います。
そこまで頑張ったという自信と経験を持って、大学での勉強や、TOEICやTOEFLを意識した英語学習など、次のステージで更に頑張ってくれるものと期待しています。
カラダ作りも大切です