いや~ 高2までに英検を受けておいて良かったなぁ・・・
高校3年生になると、もうまったく民間英語検定試験を受験する余裕なんてないわけですが、私立大学との併願を考えたときに、民間英語検定試験で一定のスコアを持っていると有利な学校が意外に多いことに気づきました。
例えば、上智大学の共通テスト利用型入試では、英検準1級を持っていれば共通テストで仮に失敗したとしても共通テストの英語の点数が180点とみなされます。学部学科試験共通テスト併用型入試では満点の200点を限度に共通テストの点数に20点加算されます。つまり、共通テストの英語の点数が180点以上であれば200点満点換算となるのです。例えば、経済学部経済学科の場合、450点満点のうち共通テストの英語が100点分を占めていますので、けっこう大きな比重になるかと思います。
立教大学では、もっとスゴイことになります。立教大学経営学部の共通テスト利用3科目型入試では400点満点のうち英語の200点分が、6科目型入試では700点満点のうち200点分がそれぞれ、英検準1級合格時の持ちスコアを提出することで満点とみなされます。
早稲田大学商学部では4技能テスト利用型試験が導入され、英検準1級以上を取得している人しか受験できません。
国立との併願組は私大対策に注力できませんので、民間英語検定利用入試や、共通テスト利用型入試を上手く活用していきたいものです。