大学入試も変革期なので、特に本人がなかなか手を回せない併願可能性のある学校に関する情報収集は大事だなと思っています。

 

 

 

早稲田の政経は、完全に東大・一橋の併願校って感じですね。

 

 

 

共通テストで9割取れたら・・・って感じなので、共通テストで失敗していたら東大・一橋以上にノーチャンスって感じなので、早稲田の政経志望者って大変だなと思います。

 

 

 

逆に、早稲田の政経の場合共通テストの自己採点後に出願できるので、自己採点で9割くらい取れていれば、積極的に出願しておいてもよいのかなと思いますが、かなり一発勝負で不確定要素が高いですよね。

 

 

 

出願=併願できたらラッキーくらいな感じかなぁ。

 

 

 

娘の関心からいけば、早稲田の商学部は併願しておきたいのですが、①地歴公民型(定員355名)、②数学型(定員150名)、③英語4技能テスト利用型(定員30名)のどの方式で受験するか悩ましいところです。

 

 

 

普通に考えると②数学型なんでしょうが、東大・一橋併願者が集中しそうなので、私大専願者中心になりそうな①に比べて厳しい戦いになりそうです。

 

 

 

従来であれば、地歴公民選択と数学選択とで得点調整がなされていましたが、定員を別枠にしたことにより、数学選択者は数学選択者どうしでの戦いになります。

 

 

 

定員は文字通り桁違いに少ないですが、英検準1級以上でないと受験資格のない③英語4技能テスト利用型を数学選択で受験するというのもありかもしれません。

 

 

 

③英語4技能テスト利用型では、英検1級取得者には5点分のアドバンテージが与えられたうえに、80点満点の英語でも高得点が期待されますが、国語と数学又は地歴公民の配点が60点ずつ120点分あり、かつ数学が得意な受験生は②数学型で受験するはずなので、数学がそこそこできていれば地歴公民との得点調整で英語の得点差を簡単に逆転できるのではないかという計算が頭をよぎります。

 

 

早稲田の商学部の数学の問題は、難問が出題されるので有名です。②数学型と③4技能テスト利用型で同じ数学の問題が利用され、かつ、③4技能テスト利用型では数学選択と地歴公民選択で得点調整が行われるのであれば、数学がちょっとできる受験生にワンチャンある気がするのです。

 

 

志望者の出願動向をみながら②数学型でいくのか、③英語4技能テスト利用型でいくのか、ギリギリまで判断に迷うかもしれません。

 

 

 

早稲田の社会学部は、入試が国立の直前すぎるので併願回避したいところ。しかも、入試の難易度も高いですので全然滑り止めにならないです。

 

 

 

どうしても早慶のどこかに引っかかって現役進学を考えるのであれば人間科学部なども視野に入れる必要があるかもしれませんが、早稲田の場合、共通テストでコケてしまっては併願もままならないので、共通テストでコケていたら慶應中心の併願にした方がメンタル的にも、合格可能性的にも正解かなと思います。

 

 

 

他の受験生のご家庭は、このあたり、すべて本人任せでやられているのでしょうか?