ジョハリの窓 | ビジネスコーチ/コンサルタント(フランチャイズ、外食チェーン)・山岡雄己の経営力コーチング

ジョハリの窓

ザ・チームワーク vol.24



コミュニケーションを中核にした能力には5種類あります。


1.パーソナルスキル  自己理解・自己表出能力

2.インターパーソナルスキル  相互関係能力

3.グループスキル  対集団能力

4.インターグループスキル  集団間調整能力

5.オーガニゼーションビヘイビアスキル  組織行動能力


この、最初の自己理解、自己表出能力が結構難しいのです。自分が自分に対して抱いているイメージと、他人が自分に対して抱いているイメージに、ギャップがある場合があります。人間ですから、全ての自分をオープンにすることはできませんが、ギャップが大きすぎるとコミュニケーションに齟齬が発生します。


下の図は有名な「ジョハリの窓」です




体育会系中小企業診断士 ・山岡雄己の 疾風怒濤





Ⅱが大きいのは「裸の王様」です。これが自己理解と他人からの評価のギャップです。ギャップが大きすぎると社会適合性が低くなります。コミュニケーションに齟齬を生じます。


Ⅲは「秘密の自分」です。これは誰しもある領域です。そこが、その人のミステリアスな魅力になったりします。しかしこの部分が大きすぎることは、本人にとって負担になります。ストレスになったり鬱状態になることもあります。


Ⅳは誰も知らない自分です。いわばハイヤーセルフだったり、イド(超自我)であったりするかもしれません。その辺の解釈は心理学の専門家にお任せしたいと思います。言えることは、人間は自分が理解しているよりも、深淵なあるいは高邁な何かにつながっている、ということだと思います。


ということなので、社会生活を円滑に行うために、Ⅰの "open self" を拡大する方向で行動しましょう。それは自己の「エンパワメント」です。またⅣの領域を意識することは、自己の「エンリッチメント」につながります。そして結果的にジョハリの窓全体の拡大が自己の「エンラージメント」につながります。


自己理解および他者からの評価フィードバックは、自分のアビリティーの棚卸に役立ちます。その方法論については、コミュニケーション系の様々な研修プログラムが用意されています。ご興味のある方は、OD系研修に詳しい、中小企業診断士にご相談ください。


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中小企業診断士 ・山嵐アルジの 疾風怒濤
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