ザ・チームワーク vol.12
コーチングとティーチング
相手の中にあるものを「気づき」によって引き出すのがコーチングです。ここで大事なのは、相手の中にほんとに引き出せるだけの答えがあるのかどうか、を見極めることです。
相手がまったく答えのレベルに達していないのに、婉曲にアドヴァイスしても相手は全く分からないでしょう。
相手に教えること、これがティーチングです。
スポーツコーチングの現場では、ティーチングも多用します。
そしてここで大事なのが、 「考えさせながら教えること」です。
「コーチのおれがこういうんだから、こうやっときゃいいんだ!」ではなく
「なぜこうすれば有効なのか、意味を考えてごらん?」と教えるのです。
バックスの選手に、なぜ、右オープンのときは右肩、左オープンのときは左肩で当たるのか、
ただそうしろ! だけではなく、そのほうがフォワードがボール働きかけがやりやすいから、
ということを、考えさせながら教えるのです。
私のモットーは、
Thinking Rugby
ですから。
これは、ビジネスについても同じことです。経営者、マネジャーは振り返ってみてください。
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