飲食業界・サバイバル vol.9
販促費の考え方
売上が悪いと藁にもすがるような気持ちで、ペイドパブやグルメサイト出稿をすることがあります。前回も書きましたが、お金をかけて集客するのは悪いことではありません。ですが、やりすぎは禁物です。麻薬と一緒でやめられなくなります。体力と売上がある店舗ではそれも可能ですけれども、一般の店では効果的な使用が求められます。お高いですから。
それで販促・宣伝費は費用対効果をしっかり考えて使うことが大事です。たとえば、粗利率70%の店で10万円の販促費を使うとした場合、いくら売りあげれば元がとれるのでしょうか?
10万円÷70%≒15万円
ですね。
では15万円売るためにいは、どういう組み立てが必要でしょうか?
客単価@2500円×60人=15万円 ですね。
来客時平均人数2.4人×25日=60人 ですね。
その販促を打つことで、毎日ひと組、あるいは1カ月で25組の来店増があればよいわけです。
P 計画して
D 実行して
C 評価して
A 行動する
このサイクルを回しましょう。
