ことの始まりは20年前。
暮れも押し迫る12月28日。
その頃いた店は仕事納め当日。
予約注文を受けた食パン35本が、配達先の夜逃げで宙ぶらりん!
閉店まであと2時間半で105斤をどうしようか?
「Pちゃん、どうする?」
「ダメもとでやってみますか。」
思いついたのが、包材屋さんからいつか貰った、処分品のシール。
金地に赤で「寿」。子供の手の平ぐらいはありそうな扇形の、なんとも中途半端な大きさ。
「銀ちゃん」の『王将キャデラック』並のハイセンスな代物。
3斤袋の3面にベタベタ貼って、プライスカードは
「寿食パン!2本で八八八円」
みごとに一時間で完売しました。
そう、日本人って縁起物好きなんですよね。
当然、今うちの店にも「寿食パン」。
「30日、31日渡し、予約限定、リッチな配合、お正月用、日頃の感謝還元、1本八八八円!!」
年に一度の美味しさはいかが?
「こんがり堂」では初荷限定、
先着20本の販売を予定しておりますm(_ _)m パン衛門
