kodati まだまだ日本では食べる習慣の少ない、

ドイツを代表する、クリスマスの醗酵菓子、

『シュトーレン』


それでも根気よく毎年作り続ければ、

徐々に浸透して、

冬の定番商品にそだっていくだろうと、開店した年から並べ始めました。


なによりこちらの思惑がはずれて驚いたのは、

試食にいい反応を示してくれたのが、パン食すらそれほど馴染みのなさそうなご年輩のご婦人たちだったこと。


考えてみれば、

カルダモンの鼻に抜ける香りは、「ハッカ」と呼ばれたミントに通じるものがあるし、

「ニッキ」と親しまれたシナモンは懐かしい味に違いないのです。

送り手が、珍しくて美味しいと思った贈り物が、

もらった方も珍しくて美味しくて。

双方から

「今度、お年賀や手土産にしたいから。」

と、10個、20個と入り始めた予約が、ずいぶんまとまるようになりました。


「シュトーレンはクリスマス商品」

などというこちらのつまらない先入観を吹き飛ばして、たくましく育っています。

というわけで、
うちの店では、クリスマスが過ぎると、シュトーレンたちは、若草色や桜色のリボンとおめでたいシールに装いを変えて、手から手へ届けられていきます。


そんな、

『シュトーレン』

今年は、異なった味わいの2種をお届けする予定でいます。

伝統的な、『モーンシュトーレン』

2005年オリジナル、『シュバルツ』


いま、その準備のまっ盛り。

まだまだ慌ただしい日々は続くようです。パン衛門