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イタリアで迷子のブログ

迷って途方に暮れながら、それでも歩み続けるのは結構楽しい。

通り魔事件、無差別殺人、正気の沙汰とは思えない事件が次々と起きる。


捕まった犯人の親類、知人に聞くと必ずと行っていいほど返ってくる答え。


『そんな事する人には見えなかった』


『おとなしい人だった』


そしてまたこんな答えも多く聞く。


『でも、切れると人格が変わるようだった』



それって特別の事?


いいや、そうじゃない。ちっとも特別じゃない。


誰でも一度や二度、人によってはかなり頻繁に頭にきて、コイツ殺したろか、なんてことを。


思うことがあるはずだ。


私なんてしょっちゅう思ってる。コイツ死んでしまえ。って。


そこで実際に行動を起こす人間が少ないだけであり、誰の中にも狂気は潜んでいる。


何か、些細なこと(本人にとっては些細では無いが)でスイッチが入ってしまう。


どんなきっかけでスイッチが入るかは人それぞれ。


他人のスイッチを押してしまった人間はほとんどその事、自分がスイッチを押してしまった事に


気がついていない。


だから言うのだ。


そんなことをする人には、うんぬん。


普段から『そんな事をする人』に見えたら、周りも気をつけるだろう。

かえって見るからに危険そうな人間ほど、スイッチは入りにくいのだが。


実際かなり凶悪で確実に人を殺しそうな人間を知っているが、幸いなことに


未だ殺人は犯していないようだ(笑)良かった。



最近、私のスイッチと言えば、以前に比べて入りやすくなっている。


気を付けなければ、と思う。


まぁ気をつけたところで、スイッチが入ってしまったら・・・それまでだね。




いつの頃からか、鰯は高級魚になってしまった。


昔は鯵や秋刀魚より鰯は安かった。


鯵一匹の値段で鰯は一山買えたのだ。


でも最近は一匹の値段が鯵や秋刀魚と変わらない。どころか高いときがある。


鰯一匹じゃさすがにオカズにならない。


ところが昨日夕方にスーパーに行ったら背黒鰯が一パック98円だった。


おお、これは安い。


おまけによく見れば30%引きになっているではないか。


これは買いだ。


真鰯に比べると小さいので捌くのにちょっと手間がかかるが、


鰯だから手で出来るし。


頭をとってお腹を出して煮付けることにした。


生姜と梅干を入れて砂糖と醤油とお酒で甘辛にする。


小さい魚なのであっという間に煮えた。


一晩寝かせて朝になったらまた火をとおす。


日曜日の晩ご飯が楽しみだ。





心臓が止まりそうになったのよ。


家に帰ったら母に言われた。


何事?ってか、つい先日脈が早いとかなんとかでホルター心電図をとった母が。


心臓とまりそうってシャレにならない。


で、何があったの?


フローリングの床掃除をしてた時のこと。


物陰のところを掃除していたら何かねずみ色っぽくて12センチぐらいの未知の物体が。


出てきたらしい。


母はそれがネズミの死骸に見えたらしくめちゃくちゃびっくりしたそうだ。


老眼で目がわるくなっているので、どうしてもネズミに見えたらしい。


よくよく見てみると(その前に割り箸でつっついてみた)


それは腐った茄子だった・・・


なぜそんなものが落ちていたかわからない。


いや、ナスはともかくネズミの死骸がおちてるなんて普通ありえないだろう。


まぁ、同じぐらいナスが落ちている確率も低いとは思うが。

外でパスタを食べる機会も多いが、なかなかもう一度行きたいと思う店がない。


イタリアンと銘打っていてもとんでもないモノが出てくる店の多い事。


美味しいカルボナーラが無性に食べたくなったので作ることにした。


パンチェッタ(普通のベーコンじゃダメなんだ)の塊、無ければ短冊。


にんにく。


生クリーム。


グラナパダーノ(塊、粉になってるのはダメ)


卵。


黒胡椒(もちろん胡椒ひきでガリガリする)


にんにくをスライスしてフライパンに入れオリーブオイルを入れてから弱火にかける。


色づいてきたらパンチェッタを入れてさらに弱火で炒める。


塩加減をみて、足りなければ塩を入れる。


ボールに卵を割入れグラナパダーノをおろし入れてよく混ぜておく。


パスタが湯だりそうになったらフライパンに生クリームを投入。


沸騰したところにパスタを投入(沸騰する頃ゆであがるようにする)


フライパンを煽って(箸で混ぜただけじゃダメ、味が染み込まないのだ)よく混ぜる。


火を止めボールの卵を入れて一気にかき混ぜながら煽って全体になじませる。


皿にもったら黒胡椒をたっぷりかける。


出来上がりーーー!


さて、食べてみたらとても上手にできた。美味しかった。


写真を撮ろうと思ったがすぐ食べないといけないから(笑)撮れなかった。


ちなみにトスカーナのカルボナーラはこんな感じでいいはずなのだが


ローマのカルボナーラは生クリームを入れない。


なのでとても難しい。


卵をいい具合に絡めるのが非常に難しいのだ。


クリームを入れても私の場合5回に1回ぐらい、失敗する。


卵に火が通りすぎて『いりたまごスパゲッティ』になるか


火が通らず『たまごかけスパゲッティ』になるかだ。


ちょうどいい具合に半熟できれいに絡めるのは至難の技。


まだまだ修行が足りないな。


まぁ、今回はうまくいったので満足。

先日、会社の同僚と帰りに一杯、てなことで何度か行ったことのある蕎麦屋に行った。


蕎麦屋というか、淡路島の食材を使った料理を出す居酒屋でシメに蕎麦って感じ。


店を出る時お土産をもらった。


淡路島でとれた新玉ねぎ。


とても甘くて美味しいとの事。よし、スライスしてシンプルに食べよう。


と、機嫌良く帰路についたのだ。


渋谷から地下鉄に乗り、終点で乗り換えなので乗り過ごす心配も無くぐっすり寝込んでしまった。


終点で接続もスムーズで、と言うよりあわてて乗り換えないといけないぐらいのタイミング。


あわてて乗り換えた。


自宅の最寄駅で降りて気がついた。


玉ねぎが。。。無い。


乗り換えの時に忘れちゃったんだ。


あーあ、せっかくのお土産。


さて、翌日忘れ物センターみたいな所に電話するが、あまり期待していなかった。


だって生ものだし。。。名前も書いてないし。。。


ところが、ちゃんと回収されて駅に保管してあるとのこと。


それも結構早い回答で、びっくりした。


その日の晩、無事に引き取り、美味しく頂く事が出来た。


それにしても、忘れ物の内容を何度も説明するのがちょっと恥ずかしかった。


担当の方はとても親切に対応してくれていたが、玉ねぎ、と聞いたときは


絶対笑いをこらえていた…と思う。








シチリアのカターニャに行った時のこと。


ふと気がつくと街にはおじいさんが沢山いる。


公園のベンチに並んで座っていたり、街角でかたまって話していたり、


何しろおじいさんがとても目に付く。


こちらに気がつくと『日本人か?』と聞いてくる。


そうだ、と答えると、近くに日本でも有名な作曲家の博物館があるから是非行ってみろ、


この道を真っすぐ行って信号を右に…と頼んでもないのに場所の説明を始め、


よし、連れてってやろう、こっちだ、早くおいで(*´∀`*)


と、ほとんど無理やり連れて行かれた。まぁ、親切心からなんだろうけどちょっと過剰だ。


そのじいさんが特別かと思ったが、今度はバールで食料を買っているとまた『日本人か?』


と聞いてくる。


そうだ、と答えると今度はなんと『おーい、日本人が居るぞー!』と周りに声を掛けるではないか。


うわ、なんだこりゃ。と思っているとあれよあれよと言う間にじいさんたちに囲まれてしまった。


げげ、こりゃヤバイ?身ぐるみ剥がされる?と思いきや。


にこにこと笑ったおじいさん達が、見知らぬ日本人に『よく来たなぁ、元気か?』とか


『腹が減ってるのか?こっちの方が美味しいぞ。』『これを飲んでみろ、うまいぞ。』とか


とても友好的だ。


そのうち、一人のじいさんが私の手を取り、『日本とイタリアとドイツは仲良しだったんだ!』


ああ、日独伊三国同盟のことだな。


まわりのじいさんたちもみんなそうだそうだと頷いてる。


そうか、おじいさん達がみんな親切なのはそういうことだったのか。


そして店を後にしようとすると、『荷物はしっかりもっていくんだぞ。危ないからな。』


うん、確かにそうだ。


ただ、その後の言葉が『アメリカ人とロシア人に気をつけろよ、あいつらは悪い奴らだぞ!』


いやいや、今はそんなこと無いだろう、イタリア人だってひったくりとかするし。。。


と思ったが今だに同盟国の人間に親切にしてくれるおじいさんたちにはそうとは言えず


わかった、ありがとう、と言ってその場をはなれた。


彼らはいつまでも手を振っていた。


ジェスチャーで『荷物をしっかり持てよ』と言って心配してくれていた。


もう、10年以上昔の事だ。


あのおじいさんたちは今でも日本人に親切にしてくれているのだろうか。


きっとそうに違いない。

横断歩道の信号はあっという間に変わってしまう。


自動車が結構信号無視する。


イタリア全般でその傾向は有るけれど、ナポリは特にすごかった気がする。


信号の有るところですら道をわたるのが至難の技。


友人と旅行した時、なかなか道を渡れず途方に暮れた。


現地の人はいったいどうやって渡ってるんだ?


と、しばらく様子をみていると普通に渡っている。


ううーん。。。何が違うんだ?


とりあえず、同じ方にわたるおばさんに付いていったらなぜか渡れる。


私達だけだと…だめだ。


交通量が多いのでなかなか両方向とも車が来ないタイミングは来ない。


そうこうしているとイタリア人のおばさんが声を掛けてきた。


『あんたたち、何やってるの?向こうに渡りたいの?』


はい、そうですが難しくて…と答えると、渡り方を教えてくれた。


『待ってたってだめよ、一生渡れないわよ。こうするのよ。』


なんと、一瞬車が途切れたすきに堂々と渡り出す。


手のひらを車の方にむけて『止まれ!』というジェスチャーをしながら進むと


驚いたことに車が止まるではないか!


そうやって左右の車を一瞬とめて難なくわたりきってしまった。


自動車を運転してる人も文句を言うわけでもなく、普通に止まってまた走り出す。


最初ははねられちゃうんじゃないかとドキドキだったが何回かやっているうちに


私たちも普通に渡れるようになった。


信号機のないところでも全然OK。


彼らが言うには渡る人がいないのに信号で止まってるのは無駄だという。


渋谷の交差点のように大量の人がわたる場合はともかく、一人二人がわたるのにかかる時間は


極わずかである。


だから渡りたいと意思表示をすればほんの数秒のことなので快く止まってくれるという。


とても合理的な考え方だと思う。


ただし、日本に戻ってついうっかりナポリ式に道を渡ろうとしたら、


思い切りクラクションを鳴らされ怒鳴られた(笑)。



本来は鶏のむね肉でつくるのだが、私はずっともも肉で作っていた。


むね肉はどうもパサパサしたイメージがあってほとんど買った事がなかった。


実際、外で食べると9割方パサついていて美味しいとは思えなかったのだ。


しかし調理法によってはむね肉もしっとりして美味しいと言う事に最近気がついたので


今回はむね肉で作ってみた。


結構な量の塩に蜂蜜と胡椒をたっぷり混ぜ、鶏肉をつける。


大体一週間ぐらい冷蔵庫にいれてほったらかしておく。


それから塩水で塩抜きをする事(真水じゃ塩が抜けないんだな。)約1時間ぐらい。


水気を良く切り、ラップで巻いてハムっぽい形にする。


ラップの両端をアメの包み紙の様にねじるとタコ糸等を使わずにきれいに巻ける。


鍋に水をいれ沸騰させそこへラップで巻いた鶏肉を投入。


1分弱茹でたら火を止め蓋をしそのまま常温まで放置する。


覚めたら冷蔵庫で一晩寝かせる。



さて、翌朝ラップを取りスライスして食べてみたら、しっとりやわらか、さっぱりしたハムになっていた。


そのまま食べても良し、サラダにしても良し、冷やし中華なんかもいけそうだ。


もも肉で作ったときも美味しかったがむね肉の方が色々と使えそうな感じである。


明日はきゅうりとあえてサンドイッチにしてみよう。


次回はももとむね、両方仕込んで食べ比べしてみようかな。

理想の目玉焼き。


裏は焦げが無い。


白身は固まってる。


黄身は半熟、でも生すぎるのはダメ。


黄身の上の白身はもちろん固まってる。見た目はピンク。


水を入れずに作るのは結構難しいけど入れない。



ところで、日本語では『焼く』だけど英語は『フライ=揚げる』


昔から不思議だった。


謎はイギリスで解けた。


昔イギリスに旅行したとき、ホテルの朝ごはんで完璧な目玉焼きが出てきた。


どうやって作るのか聞いた。


1センチぐらいの油を極弱火で低温をキープ。


そこに卵を割入れる。


スプーンで卵に油をかけながらじっくり火を通す。


そうすると私の理想の目玉焼きが出来るわけだ。


もちろん蒸し焼きじゃないし、確かに『フライ』にしてる。


家ではなかなか出来ない贅沢。


高温の油で両面をガリガリに焼いちゃったアメリカンなのは同じ料理では無いと思うね。

例年はもう少し早かった気がする。


土曜日に買い物に行ったら新にんにくが出てた。


春先のこの時期だけしか食べられない、皮が厚くてみずみずしいにんにく。


いつもは薄切りにしたりみじん切りで使うけど、新にんにくの場合は少し厚めに切る。


3ミリぐらいかな?そして加熱も控えめ。


今日は豚バラとしめじと新玉ねぎの炒め物にいれた。


味付けは塩とお醤油少々で、ごま油で炒める。


新にんにくならではのいい香り。


さて、皮が乾いて普通のにんにくになる前に、あとは何を作ろうかな。


とりあえず牛肉(今回はミスジ)にんにくとお酒と醤油に漬けておいたので


明日はしめじと茄子とピーマンと、あと新玉ねぎで炒めよう。


ガーリックライスとペペロンチーノも絶対作らなければ。


今週はにんにくざんまいだな。


週末、また八百屋にあるといいなぁ。


1年に1度の楽しみだからね。