マンツーマンの罠 | 眞殿亜紀子のブログ

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帰国子女でもなく、留学経験もなく、
ただ英語で仕事がしたくて長年通訳翻訳のお仕事をさせていただいておりました。
使える英語の習得には『勉強しない』が大切です。語感と経験でみんなで楽しく覚える実務英語のお話を日々シェアさせていただきます。

先週下書きを半分くらい済ませて、後で終わらせようと思ってたところ、
事件が起きてついサボっておりました 眞殿 です。
 
親友の智ちゃんと私ロックじゃないバージョンちょっと昔@友人の結婚式ですチュー
 
その下書きも、ちゃんと保存してなかったらしく消えてました。
気合い入れて途中まで書いたのに笑い泣き
まあ、3日以上放っておいたら下書きも女性も逃げ出すってなもんです。
 
本日は 『マンツーマンの誤謬』
というお話しです。
 
誤謬
 
かっこいい言葉です。
如何せん字画が多い。
 
考え方や知識、議論の命題などに誤りがあるときに使います。
英語だと "Fallacy"。
 
勉強にしてもスポーツにしても、
習い事はマンツーマンだと授業料が高いです。
 
これって、
『その方が効果的で、より早く上達するから』
 
だと思っていませんか?
 
確かに、その時間講師を独占し、
順番を待つことなく繰り返しもチャレンジが出来、
何度でも質問、指導が受けられる。
 
よさそうです。
 
ゴルフやピアノ、
きっと上達するでしょう。
 
でも、
 
野球やバレエに個人指導って必要でしょうか?
 
いや、もちろん必要な時もあると思いますが、
『最初から』 必要でしょうか?
 
団体競技の場合、まずルールを教えたり動きを確認するため、
集団で始める必要があります。
二人で玉を投げ合うのは 『キャッチボール』 で、
野球ではありません。
 
 
「さあ、野球やろう」
 
と言って、 ノックとキャッチボールだけをやっていたら、
野球は出来るようになりません。
たぶん。
 
では、英語はどうでしょうか。
 
勿論コミュニケーションは2人で始めるものですが、
この世に2人しか存在しなければ、
言葉など必要ありません。
前に少しお話ししたように、
コミュニケーションは9割が言外で行われているため、
密に傍にいればほとんどの事が通じ合うようになるからです。
 
言葉はより多くの仲間、
遠くの仲間に必要な情報をとどけたり、
共通の目的において行動をするために生まれました。
ミツバチのダンスと一緒です。
(注:面白いので検索してみてください)
 
様々な環境下でいろんな意見を持っている人達が
集団で共存しているからこそ、
共通の言語やルールが必要だったわけです。
 
物事を習得するには、
何度も反復する事は勿論必要ですが、
 
「真似して」「まちがえて」「恥をかいて」
 
覚える必要があると先日お伝えしました。
 
マンツーマンの場合、
集団の中でのコミュニケーションという 「真似」 が、
まずできない事、
そして、間違えた時に 「恥をかく」 ことがほとんどない、
(高いお金を払っている相手には、間違えても『恥』と思わないですよね)
という点で、
 
(初心者が)英語を習得するためのベストな方法論ではないのでは?
 
と常々。
 
因みに、授業料がマンツーマンの方が高いのは、
皆様お気づきの通り、
その時間の講師の時給を一人で払わないといけない、
という、おとな(資本主義)の理由です。とびだすうさぎ1
 
(なるべく早めに) つづきまっせ。
 
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デュランデュランのサイモンと、智ちゃんと、おいら。とびだすうさぎ2