彩恋~Sairen~ -90ページ目

2010/01/25


独りぼっちになりたくなかった


ああ 私
わたしの名前

呼ばれる度に
独りぼっちになるみたい

私じゃない
私じゃなくてもいいんだ



ぐるぐると心の底で
意地悪く渦巻くもの


ここから救って
私の方を一番にして

「キレイ」はなくなったり
壊れたりするもの

弱いものを信じると弱くなる






ゆき






溶ける

消える



キレイだったという気持ちだけ残して

雪は溶ける

溶けてなくなって




もう
掴めない






紙吹雪は三角形に作った方が
キレイに落ちる

2010/01/25

私は人に甘えられない
私はハメを外して遊ぶことが出来ない

そうやって育ってきたから



父親が会社を辞め、サラリーマンから母親と二人で会社を立ち上げた時

私は小学生
妹達はまだ小さかった
特に末の妹はまだ赤ちゃんで母親を絶対的に必要とする年齢だった

なのに仕事で母親が留守(と言っても家のすぐ隣が会社だったのだが)
故に末の妹は母親が居ないと母親を求めて泣く

そんな時に私は隣の会社まで妹達を連れて行った

今でもはっきり覚えている

雪の降る寒い夜
僅かな距離だというのに防寒着をしっかり着込ませ、末の妹をおぶり、二人の妹の手を引き

自営業で夜遅くまで仕事をしている両親の元へ…



あの時
私は母親代わりになったのだ

両親はそのことに関して感謝していて、私も両親の力になれて嬉しかった


が、母親代わりとして妹を見てきた私は今でも“母親”としての視点から“見守る”ことしか出来なくなった

トランプで楽しく遊ぶ妹達を見ても、一緒に遊ぶことが出来ない

“見ている”ことしか出来ない
今更どのように入っていったらいいのかすっかり解らなくなって


…ちょっと損な性格になっちゃった(苦笑