2017年~2024年までの予備短答の得点推移

 

 

過去の予備試験の得点の推移を出されている方があまりいないので、表にまとめてみました。

私は2020年の4回目の予備試験の受験の年に短答式試験に合格しています。

その年の法律基本科目の得点率が68%で、143点になります。

 

先日、矢島先生という方のポストを拝見して、予備試験の法律基本科目が147点が上級者だと認定されていましたが、おおむね法律基本科目で70%の得点を取ると、予備試験の短答式試験には合格できるということを意味しているかもしれません。

 

 

 

  法律基本科目7割では「運」の要素がぬぐえない

 

ただですね、予備試験の法律基本科目で7割の得点を取っても、予備試験短答には一般教養という「運」の要素を高める科目があります。法律基本科目で7割の得点をとっても、一般教養で15点とか、10点を切るような点数を取ってしまった場合は、「また来年」という形になってしまいます。

 

そのため、予備試験の短答式試験に合格するためには、7割を超える75%くらいの得点率を目指すのをおすすめします。75%だと157点です。このくらいの点数だと、ある程度、余裕をもって短答式試験を通過することができます。

 

  一般教養の対策ってすべきですか?

これ古今東西、いろんな人が、いろんなことを言っています。

私は、対策できる余裕があるなら、対策したほうがよいというのが回答です。

もちろん、自分は法律基本科目で6割にも満たないですという人は、法律基本科目の学習が中心となります。しかし、法律基本科目で65%前後の人は、一般教養の得点次第で、予備試験の短答式試験を通過して、論文式試験を受験することができます。

 

予備試験のメインは論文式試験です。論文式試験を受験できるかどうかで、その後の学習の迫力や集中力は如実に変わります。言ってしまえば、論文式試験を受験することで、「本当の敵は何なのか」ということがわかります。

 

一方で、万年、予備試験の短答式試験に合格できずにいると、予備試験の本当の敵と対峙できない状況が続き、勉強の迫力も出ませんし、やる気なども続かないのではないかと考えます。

 

では、どのような対策をすべきでしょうか。

これは、「人それぞれ」だと考えます。

自分の場合は、スタディサプリの伊藤賀一先生の政治経済や、地理、生物化学などを隙間時間に趣味のような感じで視聴していました。

 

また、辰巳の「かけこみ一般教養」の書籍は薄くて、全分野が網羅されているので、お守り代わりになるかと思います。自分がわかる分野や得意な分野だけをその書籍を用いて対策するだけで、何かしら解ける問題がある年があると考えます。私はその書籍を2024年の試験会場に持っていっていました。薄いですし、荷物もかさばりませんから最適ですね。

 

 

さて、論文式試験まで、あと39日ですね。

暑い時期が続きますが、淡々と今日も頑張っていきましょう👍