さて、やっと届きました令和3年の予備論文の成績表です。

 

 

短答の成績173点/270点1,625位だったものが

論文では181.48点1,724位です。

論文で順位を落としています。

 

令和3年の予備論文合格を目指していたわりには、成績自体はよくありません。

しかし、ベクサの中村先生に答案を見てもらった行政法及び商法はA判定でした。

 

 

 

この評価をどう見るかですが、個人的に法律実務基礎科目でA判定を取っていれば三桁台に乗ったのではないかと予想します。また、法律実務基礎科目のAに加え、他のF科目がCくらいになれば、予備論文突破も可能であったものと考えます。

 

民事実務基礎科目で要件事実を正確に暗記しつつ答案に再現する。そして、他の科目についても論文を書くための基礎的な事項を入れつつ、大量にアウトプットしていけば、この試験受かるなと考えます。

 

ちなみに、来年受かると思い学習しないと学習効率が極めて低下します。

 

特定の科目がA評価でしたので、再現答案も見やすくPDFで作成しました。

下記リンクからダウンロードできるかと思います。

・令和3年予備論文再現答案(成績込み)

・令和3年予備論文の感想まとめなど。

 

 

転載・商用利用等を許可します。5chの掲示板などでも自由にご活用ください。

なお、商用利用の場合は、コメント欄に社名、担当者様のご連絡先等をご記入ください。

 

 

 

ところで、再現答案を乗せると、5chの掲示板に取り上げられ、自分では気づかない点を指摘してもらい、とても参考になります。そのため、答案の内容に対する批評等については大歓迎です。

 

ただ、当該掲示板に書き込みでも実際の試験委員の評価とずれているなと感じます。

正直受験生のレベルってそんなものかもしれません。

 

例えば、以下のような私の答案を評価した者。

 

 

 

一方、以下の順位予想をした人はかなり実力のある人だと考えます。

実際には、後ろに500番くらいずれるのですが、上から下までほぼ正確に予想ができていると感じます。再現答案だけを見て、この順位をつけられるのは、相当実力がないとできないと思います。

 

少なくとも回答筋を正確に理解していないとできないものであり、第三者の答案を客観的に分析する力があるとお見受けします。

 

実は、上記答案の評価者と、この順位予想をした人は同一人物でしたということもあるかもしれませんが、私は別人でないかと考えます。

 

この順位予想をした人に添削等をしてもらいたいくらいです。

 

 

さて、今回、論文式試験初受験でA判定を複数とったので、以下の学びをシェアしたいと思います。

 

〈予備試験論文式試験でA評価を取るコツ〉

①問いに素直に答える。

②回答筋を外さない。

③規範は正確かつコンパクトに、理由付けも1つや2つあるとよい。

④③の規範をふまえてあてはめを充実。問題文の事情を適切に評価する。

 

では、今日も1日頑張っていきましょう!