さて、予備試験の論文式試験を受験された皆様おつかれさまでした。

正直、この2日はあっという間に終わってしまいました。

 

無事試験が受験できたのも、家族や職場のみんな、忙しい中答案をみてくれた友人の協力があったからです。本当にありがとうございます。また、社会人受験生として予備試験を受験するにあたり、このアメーバブログの予備試験コミュニティもモチベーション維持にとても役立ちました。ありがとうございますm(_ _)m

 

実際、社会人で予備試験を受験するとなると、周りに予備試験なんてマイナー(私の周りではかなりマイナー。)な試験を受験する人はあまりいません。そんな中、日々の学習内容などを投稿されてくれる方々がいることで、自分はひとりで学習しているのではないと改めて気付かされました。

 

おそらく、このブログをやっていなければ、ここまで真剣に予備試験に向き合っていなかったかもしれません。資格スクエアの鬼頭先生もモチベーションの維持には、「監視、承認、危機感」が大事だと述べていますが、このブログは「監視」されているという役割を果たしており、この長い受験生活にとって重要なものでした。

 

さて、みだしの令和3年の予備試験論文について

試験直後の出来は以下のとおりです。

 

  • 憲法 B~C
  • 行政法 B~C
  • 民法 C~D
  • 商法 C~D
  • 民訴 D~E
  • 刑法 B~C
  • 刑訴 A~B
  • 民事実務 C
  • 刑事実務 B
  • 一般教養 C
LEC及び伊藤塾の直前の全国模試でE判定でしたので、客観的には下位のほうの実力なので、あまり信用性はないかもしれません。ただし、試験直後の主観を基準に自分で自己評価していみました。
 
【よかった点】
  • 途中答案は一切なし。すべての科目について全部書ききった。
  • 1科目あたり、3.5頁くらいは書いた。毎日答案を書いていたので、客観的に筆力はあると思う。
  • 憲法は直前に見直した表現の自由、とりわけ表現内容中立規制が出た(私はここが論点だと思いました。)。規範を定立し、自分なりに法律構成を組み立てることができた。
  • 刑訴も準現行犯及び接見指定と、伊藤塾の答練で何度も出た問題。これも首尾よく答案をまとめることができた。
  • 行政法の第2問も裁量の問題で何度も書いていたので、規範を定立し、事情をひろって答案を書くことができた。
 
【次回につなげたい点】
  • 民訴の共同訴訟参加が出た。苦手な民訴で、特に苦手な分野からの出題。正直、類似共同訴訟とか、固有必要的共同訴訟などの違いがよくわからない。苦手な民訴の対策をするべき。とりわけ、訴訟参加のあたりなどを意識して対策したい。また、伊藤塾の論文マスターを受講しようかと検討。
  • 民法の集合物譲渡担保も、一度はやったことあるのに、現場で論証を作ってしまった。問題文にある事情から規範を逆算したため、正直判例の規範と比較して正確ではないと思う。
  • 商法は表見代表取締役や908条2項について主張を展開。あとで自分の答案を読み直すと、答案自体がかなりくどいなと感じたことから、もっと端的に論じれるようにしたい。
  • 民事実務は要件事実の知識が不正確であった。この点も意識して対策をしたい。
 
おおむね上記のような感じとなります。
再現答案は作ったほうがいいというので、早速再現答案の作成に取り掛かりたいと思います。
 
では、今日も1日頑張りましょう!