クルマを速くしようと思って | 茶色い晩御飯

茶色い晩御飯

茶=男27歳 水=女27歳 ふー=女28歳 ピ=女29歳

ピンクッチ『とうとうアレを手に入れたよ』

ふーちゃん『え?!アレを?』

水色『どうやって手に入れたん?』

ピンクッチ『それが車の整備してたら偶然できたんよ』

チャイロ『ピンクッチが車の整備すんの?( ̄~ ̄;)』

ピンクッチ『もっと速くなんないかなぁと思って

ブモー♪って』

水色『もう使ってみたの?』 

ピンクッチ『もちろんだよ今いるアタシは明日のアタシだよ』

ふーちゃん『え?じゃあいまのピンクッチは何処にいるんですか?』

ピンクッチ『うちでお昼寝してる』

チャイロ『なんの為に未来からきたの?』

ピンクッチ『この時期体調崩したの思い出したから、寝かせとこうと思って』



水色『ん?

なんか私達に伝える事ないの?』

ピンクッチ『とくに…』

ふーちゃん『明日の私達はどうなってるんですか?』

チャイロ『怖いけど知りたいね』

ピンクッチ『3人とも死んでて、いないんよね』

水色『伝えろよ!!!』

チャイロ『さらっと言いやがって!てゆうか今日か明日死ぬの?』

ふーちゃん『原因は何ですか?』 

ピンクッチ『交通事故だよ明日』

水色『明日!3人とも?一緒に?』

ピンクッチ『そうだよ』

ふーちゃん『なんでですか?』

ピンクッチ『今日のアタシがそろそろ昼寝から起きて、
『車を速くしたい!』ってイジリだすの

そんで明日タイムマシーンでみんなの前に現れるんだけど、
アタシは体調悪くなって待つことになるの』

水色『私達だけで何処かの時代に行こうとして事故るの?』

ピンクッチ『未来に行ってに競馬の結果とか観に行こうって

水色が…』

水色『う~ん…( ̄~ ̄;)』

ふーちゃん『タイムスリップするには、そんなに危険が伴うんですか?』

ピンクッチ『いや、全然』

チャイロ『じゃあなんで?』

ピンクッチ『まあ…ハシャギ過ぎだね

チャイロが運転してたんだけど、水色が体調悪い…

とても体調悪いアタシに電話してきて』

水色『う~ん…』

ピンクッチ『キャッキャキャッキャ(σ≧▽≦)σうるさくて
切ろうと思ったんだけど、

『今から未来に行ってきま~す』とか
『デカイぬいぐるみ買う~(チャイロ)』とか
『私は馬を買います!』とか聞こえたよ、





爆発の寸前』

チャイロ『爆発すんの?』

水色『馬?』

ふーちゃん『(//∀//)』

ピンクッチ『あと、

『このピザうんめ~!』
『結婚してたらスゲーね!』
『ヒャッホーイ』
『ドキドキするね!』
『ビール取って~♪』
『ん?結婚????』
『え!そう言えばそれ怖いですね…』
『してなかったらどうする?』
『え?…』
『してないよ…きっと…』
『来年何歳だっけ?』
『聞くなよ』
『してるわけないよ…』
『幸せなわけないですよ…』






『死のう…』






ドッカーン!!!
って感じだったよ』

水色『それ自殺やない?』

ふーちゃん『なんかそんな感じですよね』

チャイロ『結婚って言葉でた瞬間テンションがた落ちだね』

ピンクッチ『だからアタシは伝えに来たの、1日未来から

急いでもう1台作ったよね』

チャイロ『ん?誰の車改造したの?』

ピンクッチ『タクシータクシー✋』

ふーちゃん『え?誰のですか?』

ピンクッチ『電話して呼んで改造したよ、その間運転手のおじさんジーっと見てた

今日一緒にきたし』

水色『未来から、知らないおじさんと一緒に来たの?』

ピンクッチ『3人を助ける為にね!』

チャイロ『いやいやいやいや』

ふーちゃん『今その運転手さん外で待ってるんですか?』

ピンクッチ『いや、また電話して呼ぶよ、乗るときに
『戻りましょう、未来へ!』って言うから』








水色『とりあえずお昼寝から起きたピンクッチに、車をイジらせなかったらいいんよね』

ピンクッチ『うんそれで未来は変わるから大丈夫
焼き肉でもおごって元気付けてあげて』

ふーちゃん『じゃあピンクッチのとこに行きましょうか?』

ピンクッチ『ちょっと待ってて、アタシ先に行って起こして準備手伝っとくから』

チャイロ『ん?一緒に行こうよ』

ピンクッチ『イヤイヤ今日のアタシは体調がいまいちだから手伝って来るよ、ゆっくり来てね

じゃ』


… 


水色『ふー、


長かったね、
乗っかったけど、嘘だよね?』

ふーちゃん『壮大な嘘ですね』

チャイロ『長かったね、途中で嘘やろ?とか言わないとこが僕達優しいよね』

水色『凄く焼き肉食べたいんやろうね』

ふーちゃん『凄く考えたんでしょうね』

チャイロ『本当に体調悪かったら焼き肉は入らんやろ』





水色『行こうか』