浦賀は古くから港町として栄え、大きく入り江が入り込んでいるため、東西を「渡船」で結んでいます。僅か3分の航路ですが、その渡船で結ばれている2つの「叶(かのう)社」が鎮座しています。

 

まずは「東叶神社」へ。祭神は応神天皇です。

 

後方の山は明神山といい、後北条氏の築いた「浦賀城」がありました。

 

明神山は、常緑広葉樹の社叢林で覆われ、見事な緑色です。

 

嘉永6年(1853)此処に、ペリー提督率いる4隻の黒船が来航しました。

 

 

そして、咸臨丸での太平洋横断を前にした勝海舟が、当社で水垢離をし安全航行を祈願し、明神山山頂で断食をしたのです。

 

 

 

 

 

勝が水垢離をした井戸です。

 

 

今も少しですが、水が出ています。

 

 

  

                         (青竹:NO.3813)