MOA美術館内「茶の庭」の、「二條新町/そばの坊」と「和食/花の茶屋」の真ん中にある「光琳屋敷」です。勿論、当美術館の看板所蔵品「国宝/紅白梅図屏風(尾形光琳)」に因んで建てられています。

 

屋敷の前にも、紅白の梅が。

 

「光琳屋敷」は、光琳自身の図面や大工の仕様帳(重文:尾形光琳関係資料(小西家伝来))などの史料に基づき、昭和60年に再現されました。

 

光琳は、此の光琳屋敷で最晩年を過ごし、国宝「紅白梅図屏風」を描いたと考えられています。

 

2階に絵所(アトリエ)、1階には5畳半と3畳の茶室が設定され、江戸時代の上層町衆の数寄屋造り建築様式が見られます。

 

屋敷と茶室の前面には、露地風の庭園が見られます。

 

 

                            (青竹:NO.3790)