「旧函館区公会堂」の近くに「船魂神社」があります。義経伝説を有する北海道最古の神社です。

 

崇徳帝の御世。融通念仏宗の開祖である良忍上人が此の地に到着されました。此処を「神霊を宿す地」とされ、海上安全を祈念して奉祀されたのが起源とされています。(船魂大明神)

 

そして文治の末。義経一行が津軽から当地へ渡ろうとすると、逆波が起こり船を沈めんとしました。船魂大明神に祈念すると恙無く渡来出来ました。安心した義経が喉の渇きを覚えると、童子の神が此処を指さし、見ると昏々と清水が湧いていました。

 

小さい社ですが、次々と参拝者が詣でていました。

 

                             (青竹:NO.3759)