「鳳松院(ほうしょういん)」です。御本尊は「釈迦如来さま」。

やはり、立派な山門です。

 

「種里山」という山号が示すとおり、かつては西津軽郡種里村(現:鯵ヶ沢町)にありました。慶長年間に弘前へ移転して来、「耕春院」と。明治になり、「宗徳寺」と統合し「鳳松院」と改称。現在は、「宗徳寺」の末寺です。

 

弘前美術作家連盟を創設し初代委員長も務めた洋画家の黒滝大休氏が当院の住職でもありました。彼のライフワークが「釈迦一代記」で、六牙の白象が舞い降りて釈迦を懐妊する場面に始まり、その生涯を閉じようとする「涅槃」と「武勇」で締めくくる超大作で、当院の寺宝として保管されています。

 

 

 

 

まだまだ「禅林街・曹洞宗33カ寺」は続きます。突き当りが、長勝寺山門です。

 

次は「宝積院」。黒門を入り3軒目の寺院です。般若寺として有名です。

 

「秋葉大権現」といわれる秘仏があり、毎年1,5,9月の24日に「大般若会」が開催されています。檀徒の無病息災などを祈願する会ですが、「秋葉大権現」のことが絶対に話してはいけないとのこと。

 

 

 

                           (青竹:NO.3710)