高峰公園の西側にある「大法寺(日蓮宗)」です。

 

当寺は、享徳3年(1454)に京都本圀寺の栄昌院日能上人により創建されました。

そして10世の日行のとき慶長10年(1609)に、前田利長の高岡築城にあたり現在地に寺敷地を拝領しました。

 

長谷川信春(後の等伯)筆による、紙本著色一塔両尊像、紙本著色日蓮像、紙本著色鬼子母神十羅刹女像、絹本著色三十番神像(何れも国重文)と絹本著色日蓮宗本尊曼陀羅図(県文化財)併せて、何と5福が所蔵されています。

 

若き日の等伯(信春)とはいえ、素晴らしいですね。これらの作品は、「信春=等伯、同人説の根拠とされるほどの貴重な資料といわれています。

 

堂々たる本堂の、素晴らしいお寺です。

 

                            (青竹:NO.3687)