靖国通りを北上すると、「善慶寺」と「自証院」があります。まずは「白鳥山善慶寺(真宗大谷派)」。寛永3年(1627)赤坂一ツ木で創建されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に「自証院」ですが、家光の側室「お振の方」の法名です。

男色好みで跡継ぎが出来ない心配があった家光に、春日局が一計を施し、美少女の「振」を男装させ家光の面前に供しました(この場面は、ときどき時代劇に登場します)。

 

お振は家光の心を得ましたが、「千代姫(後の尾張藩主:徳川光友の正室)」を生んだ後、体調を急変させ、寛永17年(1640)に亡くなりました。

 

お振の祖母は三成の娘で、お振は三成の曽孫にあたります。自証院にあった「自証院の霊屋」は、「東京江戸たてもの園」に現存します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                      (青竹:NO.2756)