昭和27年に開設された「箱根美術館」は「縄文土器や埴輪。そして鎌倉・室町期の陶磁器、中国の陶磁器」を蒐集した美術館ですが、「神仙郷(しんせんきょう)」と名付けられた国登録記念物庭園で有名です。「神仙郷」は、苔道、萩の道、竹庭、石楽園などで構成され、四季折々の美しさがありますが、錦秋の頃の美しさは抜群です。そして此の時期には、普段は非公開の「日光殿前庭」が公開されます。
まずは「苔庭」を進んでいきます。
右手に「山月庵」を臨みます。
清流が、趣を増します。
苔が綺麗です。約130種類の苔と約220本のモミジが植えられています。
前方に「富士見亭」。その右に茶室「真和亭」を臨みます。
普段は非公開の「日光殿前庭」です。「神仙郷」のハイライトです。
筆舌に尽くし難い美しさです。
「石楽園」です。
岩組と渓流の庭に樹木や草花が配され、箱根外輪山や相模灘まで遠望することが出来ます。
見事な景色です。
最後に「竹庭」がありました。
(青竹:NO.2556)