渋谷駅から徒歩圏内に広大な境内を有する「金王八幡宮」です。かつて此処には「渋谷城」がありました。11世紀の頃、高望王の末裔の「秩父別当武基」という武将がおり、源 義家から「土佐守基家の称号と武蔵7郷」を与えられました。その時、義家が当地に「八幡神」を祀ったと言われています。

 

 

更に、基家の子「重家」が朝廷より「渋谷氏」の名を賜ります。「渋谷の起源」と言えるかも知れません。

「渋谷重家」がやっと授かった念願の嫡子が「金王丸」で、後の「土佐坊昌俊」です。土佐坊昌俊は、頼朝にも可愛がられましたが、「堀川夜討ち事件」で義経に敗れ、処刑されてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

落ち着いた本殿です。

 

 

「渋谷城」の名残がありました。

 

 

 

 

 

 

 

頼朝は金王丸の死を悼み、此の地に篤く祀ることとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                         (青竹:NO.2471)