江戸時代、多くの老中を輩出した「佐倉藩堀田家」。あの「堀田正睦の嫡男で最後の佐倉藩主」の「堀田正倫」が明治23年に建設した「旧堀田邸」が残されています。当時の大名屋敷を偲ぶ”貴重な遺構”であると言えます。
「伝統的な和風様式」で、松代に残る「真田屋敷」と並ぶ貴重な文化遺産です。
庭園の設計は、巣鴨の植木職人「伊藤彦右衛門」によるもので、芝を中心に、松やサルスベリなどの樹木と、景石や灯籠がうまく配されています。
「座敷棟」に戻ります。
土蔵です。
往時の旧堀田邸は、堀田家農業試験場を含めると「約3万坪」もの広さがありました。現在は、その1/3位です。
(青竹:No.2323)