「無鄰庵」から「南禅寺」方面へ行くときに”インクライン”を越えますが、その度に「桜の頃に来たい」と思って橋を渡っていました。今年、念願を達成出来ました。
インクライン(国の”史跡”に指定されています)は、明治23年に琵琶湖から疎水を引くときに、付近の”高低差解消”のために敷設された「傾斜鉄道」のことです。かつては台車に載った船が往航していましたが、廃線となった今では、”遊歩道”になっています。東京であれば、何かに転用するのでしょうが、”史跡”として保存している処は、京都らしい。
落差の大きい場所は船では航行出来ないので、台車に船を載せて上下させる”インクライン(傾斜鉄道)”を運行していました。「蹴上インクライン」は、蹴上船溜まりと南禅寺船溜まり(琵琶湖疎水記念館辺り)の間、約640mを約10~15分で運行していたと言われています。
高低差のある水路の運航方式には、①ロック(閘門)方式、②インクライン方式、③リフト方式などがあり、パナマ運河などは①方式(=船を水門と水門で区切った閘室に入れて、閘室の水を増減させて進める方式)です。一方、②インクライン方式は、勾配のある水路にレールを敷き台車に船を載せてケーブルカーのようにケーブルで引き上下させる方式です。
”船を載せた「台車」”です。
明治24年から昭和23年まで、実用されていました。
トンネルもレトロ感溢れています。
「ブラタモリ」でも放映されていましたが、鉄道ファンの興味も尽きないようです。















