「武家の献立」や「清須会議」のような時代劇ばかりを見慣れた観客には、非常に斬新で、現代とはこういう時代なのかと再認識させられました。
湊かなえさん原作のベストセラーを、「ゴールデンスランバー」などの現代タッチの作品の名手・中村義洋監督が映画化しました。
パンフレットには、「女同士の《噂》が暴走する」、「《噂話》や《妄想》が、いつの間にか《本当の話》になっていく・・・」、「私は、私がわからない」・・・と書かれています。「Twitter」の世界、お昼のワイドショーの制作現場の実態などが、赤裸々に描かれていて、非常に興味深い作品に仕上がっていました。
ごくごく普通のOLを井上真央さんが、内容の極めて薄ペラなフリーの制作屋を(大河では重厚な松平容保役を見事に演じた)綾野 剛さんが、白ゆき姫役をモデルの菜々緒さんが見事に演じています。
それぞれが、噂が独り歩きしている《虚構》時の演技と、《真実の姿》の演技の両方(表裏)を、見事に演じきっています。
このブログに関心を持って戴いている方は、恐らく、この映画のような世界には縁の少ない方だと思われます。タマには別の世界を見てみたいと思われるタイミングには、絶好の映画と思量します。
昨日公開され、悪天候もあり、今日は結構な入りを示していました。

