この肖像画を、ご存知でしょうか。(画像は拝借しました。)
歴史や美術の教科書で、ご覧になったことがあると思います。渡辺崋山筆「国宝・鷹見泉石像」です。
渡辺崋山は知っているし、この絵も見たことがあるが、「鷹見泉石とは何物?」と言われる方も多いと
思われます。
では、この立派な「鷹見泉石記念館」は、どうでしょうか。鷹見泉石は、古河市が誇る郷土の偉人です。
鷹見泉石は、天明5年(1785)古河城下で生まれました。
後に古河藩家老となりました。何しろ古河藩は、利勝の大老を始め、利位などが老中を務めるエリート藩でしたから、家老の職務も大変なものがありました。
大塩平八郎の乱においては、自ら鎮圧に努めました。その一方では、蘭学者としても有名で、渡辺崋山との親交も、この関係です。オランダ商館長から、「ヤン・ヘンドリック・ダップル」という西洋名も付けて貰えるほどの西洋通でした。
古河歴史博物館所蔵の鷹見泉石関係の資料3153点は、重要文化財に指定されています。
鷹見泉石記念館は、実際に泉石が最晩年を過ごした屋敷ですが、当時、古河藩が最上級の家臣に用意した住居の様子を見るという史的価値もあります。
建物は、寛永10年(1633)に、古河城主・大老土井利勝が、古河城の三階櫓を建てたときの残り財を使って建築したと言われています。もともとの建坪は、約100坪(現在は約44坪)。敷地(現在は約345坪)も当時は今の4倍位もあったようです。







