1400年の歴史を持つ、世界文化遺産の法隆寺には、前田青邨、安田靫彦らの近現代絵画なども多く存在します。
【聖徳太子像。安田靫彦。2921年】
太子が、蘇我馬子、小野妹子らに仏教の経典・勝まん経を講じられた姿だそうです。1921年に太子1300年御遠忌記念のために、制作・奉納された作品です。
【太子孝養像】
病床の父・用明天皇に香炉を捧げ持って着座された姿です。控え目な彩色で、品格ある太子を描いています。
平櫛田中が彫り、前田青邨が彩色した【太子摂政像】も、展示されています。
【牛王(ごおう)像】
牛王(ごおう)は万病薬とされ、牛の胆石です。仏教では密教的な祈祷で、特に重視され、雄牛を形どった容器(牛王像)ぬ納め礼拝の対象になったと言います。動物彫刻としても、立派な作品です。
金堂壁画は、日本仏教絵画の代表作でしたが、1949年(昭和24年)火災により焼損しました。(金堂は解体修理中だったため、一部の焼損に止まったと言われています。火災のあった1月26日は、文化財防火デーになっています。)
この金堂壁画は、1884年以降、前田青邨などの錚々たる画伯(平山郁夫が最も若手のメンバー)により模写されましたが、今回は、青邨や平山画伯らの散華(さんげ。法会で使う蓮の花びらを形どった紙。)も、展示されています。
【散華】
●日本橋高島屋で、3月20日まで公開中。そのあと、29日から、大阪高島屋(なんば)で公開予定。




