えー、まずはなによりも真っ先に来る感想。

すげぇw(・o・)w

 

その後で。

なんだこれ、すげぇ。

\\(゜ロ\\)Ξ(//ロ゜)//

 

ちくしょう。

これ4Kメディアなんだなー。

しかし、ウチのディスプレイが対応していない。

というわけで、[H265/MPEG-H HEVC ]通称[HEVC]コーデックのFullHD。

フレームレート29.97fps。

4K分のビットレートとフレームレートを確保出来ないので、まあ、コーデックは圧縮の恩恵しかないという環境での視聴となります。

・・・まあ、こんな部分はどうでもいいんじゃ。

要は、4Kの性能で見てないぞ、と。それだけのことなので。

 

それでも。

すげぇ(しつこいw)

いわゆる、実写版SF動画のセット(舞台)感と言いましょうか。

CG技術と比べればになるのは当然でも、ギミックが細部にまでこだわりを見せてくれる映像はロボット物としてすげぇ頑張っている。

アニメでも、ペタっと磁石で張り付いてんのか?(ぉぃw)と思わせる天空剣を外すギミック。

超電磁ストレングスも、ただレール内に収まっているのでは無く、ちゃんとストッパーが付いている細かさ。

これが実写で表現されているからすげぇw

もう、とにかく画(え)がすげぇ。

 

Vトゥギャザー(フォーメーション)からボルト・イン(合体)シーンは、超合金を動かしてのか?と思う程のロボット感。アニメとは違った見所に昇華されている気合いの入りよう。

ぶっちゃけようか。

戦闘の動きも、「殴り合い」がメインになるのですが、はっきり言って日本の「スーパー戦隊の合体ロボ」が、本気でちゃっちい。

面白いのは、やはりロボットとしての動きで、ロボット感を思わせるギクシャクした部分と、スムーズな動作の中間バランスが絶妙というか、無理なくツボに入ってくる。

 

これ、マジで日本の技術やられてますな。

潤沢な資金でフィリピンが本気でスーパー戦隊を作れば。宇宙刑事でもいいけど、食われますね、まちがいなくw

そのくらい出来はいい。

 

ただ、スーパー戦隊や宇宙刑事は作らないだろうなー。

ボルテスVのテーマである家族の絆。

核になる部分は、やっぱりボルテスVが一番で、やっぱりというか、当然というか、[レガシー]でもこれは主軸になっている。

SFとしてのストーリーに、しっかりとテーマになっているうえに、きっちり泣き所を押さえてくる。

そのまえの家族でのシーンとかも余計にクライマックスに引きこまれる構成もお上手です。

ただ、そうなると、ね。ほかの2人についての関係シーンが無かったりする部分がちょっと残念な気もするのですが、そこはそれ。

「これで終わり」ではないからこそ、ここで落胆するのは早いかも?

出来るかはしらんけど(ぉぃ)

 

ということで。

すげぇ。と驚きは、反面、ここまで昇華した作品に、日本のクリエイター、頑張れや。

それこそ、熱い情熱で作られた[ボルテスV レガシー]に対抗出来る作品が、今の日本にあるのかよ。

そう、日本がどれほどの情熱をもって作品を作っているか。

製作委員会制度に玩具の売り上げだ円盤の売り上げだとしがらみに捕らわれて、情熱がかき消されているとしか思えないような「出来」ばかりの作品を並べるそこに、ぼん、とある[ボルテスV レガシー]が、日本作品の強壮剤になってくれるといいねぇ。