三願日のご近所の神社に初詣参り。
ちなみに、私自身の信仰はなく、どちらかと言えば神道寄り。あえて言うなら八百万信仰が婆ちゃんの影響なので。
いわゆる日本の神様信仰なので、お寺参りは避けております。
これまたそんな信仰のなかにもある、しかし個人解釈で、神社への初詣は今年の[願掛け]に回るので、【今年の目標】に伴い、一方的に「今年一年健康でありますように」ではなく、そのために『こう頑張る』と、願掛けと言うより宣誓しに行くようなもので、厳密な救いってのが奇跡的な出来事を望むお願いとは異なる婆ちゃんの教え。
そのため、あえて気にするのはそんな神様同士の仲だけで、まぁ、手当たり次第に回っているように見えて実は祀っている「神様」はちゃんと見ている。
どんなに小さくても社があれば、とりあえずそこにはその神様が立ち寄るのだから。
と、小難しいハナシはこのくらいにして、「ついで」のご近所挨拶・・・のついでに、自転車点検(笑)
「いやだから、なんで正月に来るんだよw」
町の自転車屋さんなので、そこそこ馴れ馴れしい(マテ)
「だったら、なんでお正月にお店開いてんだよ」
へりくつ魔王をナメンナ(爆)
「・・・まぁ、毎年の事だからな。来ると思って開けてたんだよ、来なきゃ来ないでヒマなだけだ」
そう、毎年の事だからw
「と言うことで、ヨロシコ」
と、見てもらうのは、理想は6ヶ月に1度の自転車点検。
めんどうくさ・・・ゲフゲフ・・・諸事情に年に一度、この機会に見てもらう点検なので、壊れたってワケではないやつです、はい。
「あんね、3速で走ってると、たまに勝手にギアが変わるときがあるの、時々なんだけど、ふつーに漕いでる時。もう寿命?」
とは言っても今年でまだ3年目の電動シティサイクルである。
電動ゆえに。
「ちゃんと載ってるか?放置しすぎも壊れるんだぞ?」
らしいです。
「あったり前だ、私は私のものならとことん使い倒す性格を知ってるだろ」
いわゆる観賞用とか、使わないコレクションを持たない私です。わかりやすいことを言えば、アニメグッズだってヘーキで使ってますよ。ただし、自分で使うから買ったモノであって、好きなタイトルグッズでも使わないものは買わないw
「もう、休日はぶいぶいいわしてんだから」
「いつの言葉だよ、それw」
ほっとけ。
「綺麗なんだよなー、でも、使ってるのも解る。大事に使ってんなー」
まぁ、使い倒すと言っても、てってーてきにコキ使うってワケでもないのでw
なんだか普段絶対に気にしないようなナットを締めたり、ブレーキの利き具合とかを見てもらうこと約一時間。
「こんなモンだろ」
「こんなもんじゃダメだ。カンペキに仕事しろい」
「いいから、ちょっと乗ってみ。変則機をちょっと調整したから、気になってる3速で」
電動自転車と言っても、オートマではない(当たり前w)
だからこそ、漕いでいるときにカチャンと勝手にギアが変わる感覚は気になるもので。
「お?おお?って、え?なんだこれー!?」
たかが点検、されど点検なのである。
乗っていて、感覚が明らかに変わる。
電動サポートが適切すぎるというか、良い感じに馴染んだタイミングで働いてくれる感覚が、本気で感動ものである。いや、ほんとなんだって。
「すげぇ、まるでマグネットコーティングを施したガンダムのように乗り心地が変わったぞw」
いや、ガンダムに乗ったことは無いけどね、多分、そんな感じ、というか、明らかに良くなっている。
「どりあえず、タイヤの空気だけは気を付けてたほうがいいな。電動アシストのタイミングとかもそれで微妙に変わったりするんだ、んで、ほかんとこにもゆっくりだけど歪みが出てきたりするから」
「・・・難しい事はワカラン」
「だから、タイヤの空気は気を付けろってだけだw」
ふむ、そーゆーものか。
いやー、さすが自転車屋である(謎)
3速以外に気になったところがなく、フツーに乗れていたものが、ちょっとした点検でここまで劇的に変わるとは、正直想像もしていなかった。
いやほんとにね、これ、多分、体感しないと解らないと思う位の感動です。
「あ、ちなみに、その自転車のバッテリーな、そろそろ充電がヘタってくるから、新しい自転車を考えといた方が良いぞ」
「・・・なにおう?じゃあ、仕入れておいてよ。あと10年はこの子で行くから」
「いや、電動じゃ無ければ10年、20年は行けるけど、あきらめろw」
とにかく、まだしばらくは愛用できそうな自転車のハナシ。