新年早々の初詣は元旦に産土神社、現在の地元神社と巡り。

・・・意外に神道っぽいのは、婆ちゃんの影響。

仏様ではなく、神様のほう。天津か国津かは別として、まぁ、そこまでの信仰心はないのでw

 

そして日付の3日。

地元挨拶などを兼ねて、2日に続いて自転車で・・・

と言うことで、ちょっと態度がアレですが、顔見知りに親しいお店。

 

「おっちゃん、自転車点検お願い」

えーと、一応、自転車には6ヶ月以内の点検・・・これって、義務?奨励?

私の小学生の時は、なぜかこの点検項目の一覧表を、半年に一回、あくまでも自分の自転車を対象に提出していた記憶があるのですが。

私が通っていた小学校だけだろうか?w

ブレーキの利き具合とか、ハンドルの向きが曲がってないかとか、チェーンの具合とか、タイヤの空気具合とか。

多分、自転車を買ったときに説明書にある点検項目の自己チェック表で。

小学校の時だけだったので、中学生に上がってからは、てんでそんな事をやらなくなった事w

 

とは言っても、いわゆる商店街の自転車屋さんで、まあ、田舎の町内で和気あいあいとした環境にあるなかで一応ね、一年に一回は自転車屋さんに見てもらっているのです。

おかげさまで、いわゆる多少の自転車のトラブルはほぼ無料でやってくれるというお店なので。

「いや、ぴよちゃん。三願日くらい休ませろやw」

「・・・お店やってんじゃん」

くらいの憎まれ口はクレームにならない・・・

・・・・・・タブンね(マテコラw)

という関係が前提が注釈です。

 

「このコ(今の自転車)だって、1月3日に買ったんだぜぇ。おっちゃんの店で」

マジですw

「というわけで、点検プリーズ♪」

「ホントは半年に一回がいいんだぞ」

といいながら、点検してくれるおっちゃん。だから好き♪

「で、どうよ?」

「相変わらず大事に扱ってんだな~」

自転車に限らず、よく『物保ちがいい』と言われます。

とは言っても、極端に飾るだけで使わないとかではなく、タブン、フツーに使うレベルでなかなか壊れないという物保ちだと。私個人の思い込みですが。

そんなわけで、この自転車もそれなりにブイブイ(謎)言わせながら、それなりに走っている・・・というか、使い込んでるってレベルの使用はしているわけですよ。

「ちょーっと油注しとけばいいかな。問題ないぜ」

よしよし、まだまだコキ使ってやれる・・・ゲフンゲフン・・・判定が出たという事で。

「左のブレーキレバーがガタつくんですが」

機能としては利きが甘いとかではなく、上下にカタカタとブレと言うかね、ちょーっと気になる部分。

「この前の風が強いときに倒れて、なんか折れてね?」

「あー、んー?ピンが半分抜けてんな」

はぁ?

握ったときにワイヤーを引っ張るための仕組みの部分ですね。

二枚の板に一本のピンがあって。コレでワイヤーを引っ張るようになっている部分。

二枚板の二枚ともピンが通っていないといけない構造が、下の一枚部分しかピンが通っていない。上の板のピンが抜けてしまっているから、ブレーキレバーがこれでカタカタする。

ブレーキ性能としては、「まだ」ちゃんとワイヤーを引っ張れるためにブレーキは効く。だから、おっちゃんもブレーキを握っただけでは機能として、多少のガタは経年的な歪み程度に見逃した不良部分。

問題は無いが壊れやすくなっているってな進行度合いでしょうか。

本来は二枚抜きでワイヤーを引っ張る構造なので、ピンの耐久力が落ちたり、ガタが来る期間が短くなるってことで。

「えー、治る?ってか直して。ってかピンが折れかかってるとかない~?」

「まあマテって」

手際よく分解していく、さすが『自転車屋さん』だw

まあ、趣味な人とかはてってー的に分解してのメンテナンスとか、バイク並?に自分でメンテ出来たりする人もいるのでしょう。

最近だと、通販で買うと自分で組み立ててってのもあるらしいですが、こんな部品な部分まではさすがに。というか、それすらも私は出来ませんからw

「お~、よかったな。ピンはまだ大丈夫そうだ。これだけ交換って、めんどくせぇんだよな、この自転車w」

「なんだとおぅ?私の自転車にケチを付けんのか?」

「ぴよちゃんの場合、大事に使いすぎて修理部品が手に入らねぇんだよw」

つまり、メーカーの生産終了はおろか、保守用部品の保有期間も終わっている。そのくらいの年月は使っているのでw

「なんだよ、共通パーツでいいじゃんね。なんでいちいち部品変えるんだよ。そもそも量産型自転車だろ、これ」

「・・・今時ぴよちゃんみたいに細かいパーツを交換してまで使う人なんていねぇから。こんなピンなんてなおさらだ。やるとしたら、ブレーキのレバーを取り寄せてって感じだなw」

「気に入ったモノをトコトン使わなきゃもったいないだろーが。ウチはそんなに裕福じゃねーんだよ」

「だよなー、この自転車も「ようやく」買い直したやつだもんなー・・・」

いや、そこは上手く誤魔化せよ。あっさり頷くなw

先代の自転車も、先々代もこの自転車屋さんで買ったヤツ。

廃車に防犯登録を解除しようとしたら、すでに10年の期限を越えて、更新していなかったため、そもそも登録がなくなっていたとかね。本気で笑い話である。

 

ちなみに、防犯登録は10年の期限。更新しないと消滅します。

ついでに廃車の際はこの防犯登録を抹消する必要があります。まじ。

交番でも出来るこの手続きをしないで、ヘンな廃品回収にだすと、捨てたはずの自転車がこの防犯登録を辿って《戻って》来ることがあるのだとか。

 

そんなワケで。

馴染んだ自転車でもたまには見てもらったイイゾ♪という覚え書き。

もっとも、現在では修理よりも買い直した方が安いとか物価事情もありますが。

なーんかカタカタするなーで、突然ピンが折れてブレーキが効かなくなった。特に止まるときに力の掛かる部品だからねー。

壊れる予兆を感じる事も大事です。