さて、先日届いたeメール。

 

大分みにくいのですがw

要は、paypay銀行の「引き出し確認」のメール。

つまり、口座のお金を動かしたぜ通知メールですね。

 

ところがどっこい。

さて、最近のフィッシングメールの注意喚起ニュースでは、『送り主のメールアドレスを確認しろ』ですね。

明らかにインチキなので晒すw

japannetbank1@qingna888.cn

 

paypay銀行の前身は「ジャパンネット銀行」です。

なので、それを知っていると・・・「1」ってなんだよ。

o(__)ノ彡_☆バンバン!!

 

もうお気づきでしょう、ドメインはこれらと全く関係の無い・・・

というわけで、明らかにインチキと言っているのはこういう部分での判断です。

 

私のメールソフトは、「テキスト形式」での受信にしているため、HTML形式で作成されたメールは「添付ファイル」として右側にあります。ちなみに、通常使うブラウザがMicrosoftEdgeではないため、使っているブラウザのアイコンになっています。

これまた要は、いわゆる画像の貼り付け表示に伴い、「テキスト形式」なので、その画像があるURLが本文に表示されますw

その気になれば、ドメインの登録情報だったり探りに行く方法もあるにはあります。

しかしながら、優秀なメールソフトである。

出来るなら、拡大して見てもらうと。

 

【発信元=RUロシア連邦】

\\(゜ロ\\)Ξ(//ロ゜)//

ドメインの.cnがドコだ?と勘ぐる必要なく表示されるロシア発w

 

小難しい調査なんかしなくても、アヤシサがこぼれ出ています。

それでも引っかかってしまう不注意に対して、申し訳ないけどアドバイスのしようがない。

もっとも、ここらへんはメールソフトによっても特徴は変わるので、デフォルトならOutlookでしょうか。これ以外に「手を付けられない」なら、こちらも「手に負えない」状態なのでw

 

ニュース記事が「メールアドレスを確認しろ」といっても、元の本当のアドレスを知らなければ比べようがないわけだし、だからこそ注意喚起に対して被害が減らない要因の一つにもなっているかなーという感想。

自分は大丈夫♪「だけ」ではなく、ここまで言って「なんで判らない」のかをそろそろ分析する時期にどっぷり突入しているはずなんだけどなぁ。

 

なお。

本メールがご自身宛でない場合、他の方が誤って同じメールアドレスを登録したものと考えられます。
配信停止のお手続きをさせていただきますので、メール本文を削除せず、件名を「宛先の間違い」と修正のうえ、ご返信をお願いいたします。

らしい。

 

よく読みましょうね。

 

「他の方が謝って《同じメールアドレスを登録》・・・できる」サイトのうさんくささ。

悪いが、そんな銀行、そもそも登録しねぇよ!

というか、おかしいですよね。

登録するときに、本人確認でメールを送ってくるのだから『どうすれば重複するの!?』って疑問にぶちあたりますよね、ね?

ここに気づかない人、まじで危ないのでネット利用の際は信頼できる人と一緒のとき以外ではネットしちゃだめです。傲慢ではなく、まじで引っかかります。

予言者じゃなくても、占い師じゃなくても「断言」できます。ね、分かる人達。

逆に分からない人は「俺・私は大丈夫じゃない」から。そーゆーことです。

 

そして、このメールは私宛じゃないと返信する前に気づきましょう。

同じアドレスの2人をどう見分けます?

 

さあ、これに気づけなかった人。

マイナカードの紐付けミスを思い出しましょうね。まじで。

氏名がカタカナ表記だから文字で判断するのが難しいと政府が言っちゃった。いや、「全く同じアドレスなんて見分けられるわけがない」じゃんか。この危機感もなく自分大丈夫を貫ける事はすごいですけどね。

 

さらに、ここも危機感の程度により気づいている人はいます。

ある意味に「へりくつ魔王レベル1、揚げ足取りスキルの応用」スキル。揚げ足を取るための解釈は、マウント取りではなく自己防衛に発動する「言葉の解釈」が必要です。

 

《本文を削除せずに返信》ここに敵のトラップが仕込まれている。

『本文の中に相手を選別する情報が入っているから、削除されると困るんだぜぇw』

誘導に使うURLが・・・あの暗号みたいな文字列がね。あのスイッチが解析出来なきゃなんのこっちゃ?でしょう。

その状態で使う危機感を持って自分は~なんて言っている人を私は知らない。まじで。

ユーザーごとのフォルダ分けだけならまだしもねぇ(ニヤニヤ)くらい、わけのわからないまま使っているから「捕まってしまう」。

カモネギがハッカーという猟師にね。

 

不自然さを笑い話にできる人が背負っているのはネギではなく、ネギっぽいなにかを持って猟師の前を「通り過ぎる」ひとです。

 

一定の危機感に反応できる人です。

無警戒に猟師をからかっているわけでない。これは誰もが到達できるレベルです。

そう、警戒心の違いだけで笑って遊べる人にはなれるのです。

 

だからこそ。

くれぐれも、お気を付けあれ♪

もちろん、ちょっかいを出すにはそれ以上のレベルが必要なことも含めてね。