えーと、はい。

私の記事カテゴリに[実写作品]がないので、[アニメ]枠に入れていますw

 

と言うことで。

なんだこれ、おもしれぇ~w

とりあえず、シーズン1。10話一気視聴で。

 

[仮面ライダーBLACK]の設定を踏襲していますが、これとは全く異なる展開となっています。

 

R+指定の年齢制限があるのは、おそらく、BLACK SUNとSHADOW MOONの容姿でしょうか。

それと、多分、体の切断、手術描写がひっかかるのでは無いかと。

そういったシーンが苦手な方は、覚悟が必要ですといったところでしょうか。

 

そこらへんも含めて、いわゆるチビッコヒーロー路線ではありません。

むしろチビッコが泣いちゃう「大人の仮面ライダー」ですね、これ。

ある意味に、ライダー路線として、こちらの作風があるので、そう言う事です。

マニアックに言えば、変身とは言っているけど、変態によって姿を変えていく「怪人」ジャンルです、はい。

・・・念のために補足すると、趣向的な変態ではなく、姿を変える意味での変態という意味です、本当に念のためw

 

そういった意味でも、「大人の仮面ライダー」として、チビッコにとってはストーリーが難しいです。

なんというか。現在と1972年(50年前)のタイムストーリーが切り替わり展開されて行くので、明確に切り替わったテロップがあるシーンはいい。

話の展開に、突然昔の回想的に紛れてくるのも妥協しよう(マテ)

ただ、そうではなく、突然シーンが飛ぶ描写、そして突然戻ってくる描写では、見ている側の「切替」の意識が追いつかずに「あれ?」となる部分がところどころにちりばめられているので、時系列と見ているストーリーポイントを自分でフラグを立てておかないと、切り替えに惑わされてストーリーがややこしくなってきますw

 

で、何が難しいかって、いわゆるゴルゴムと人間側の二大対立は主軸として変化がありませんが、この二分する勢力の中にも、いくつかの勢力が存在します。

主軸勢力で一枚岩になっていない。

そのせいで、その段階でコイツはドコの勢力なのか、スパイも混じっているため、訳わからなくなってくる。

スパイとしていた勢力での活動後、元の勢力に戻っているから、「んんん?」と、判らなくなる部分がちょこっとあります。

ただ、よくよく観れば、「目的」そのものは一貫しているので、それに合わせてみることが出来れば、混乱は抑えられるかと思います。

 

ストーリーの構成としては、[555]の劇場版(?)つまり、オルフェノクとの抗争、立場に近い構成になっています。

怪人が社会の中に存在している。そういったなかで・・・と進んでいくストーリーですね。

ただ、ストーリーとして昇華されているのが、「差別問題」を大きく取り上げていること。

人間と怪人の差別は、怪人だからと敵対されているのではなく、種族的な偏見によって差別されている社会。

これは意外にポイントが高い。(もちろん、私個人の感性です)

そして怪人の発祥が「仮面ライダー」らしいところで、基本は改造人間ですから。

 

ただ、おそらく、内容を他の作品の類似点から説明すると一気に興醒めしてしまうかも知れません。

だから「仮面ライダーBLACK SUN」を観て下さい。

説明的に、あー、なるほど、と思うだけで、類似作品と同様の興醒めって起きないハズです。

むしろ、気付きながら、引きこまれた視聴者はここに、ねw

 

さて、中身的には余り語りすぎるとネタバレに気遣うのも疲れるので。

私自身、シリーズタイトルを扱う感想でよく抱く謎。

これを「仮面ライダーBLACK (SUN)」として扱う必要があったのか。

 

ぶっちゃけ、[555]の話を昇華させたほうがストーリーの受け入れは容易じゃね?と思う部分もあります。ただ、それだと既存のストーリーリメイクにもなってしまうので、良し悪しって事で。

それでも仮面ライダー[BLACK]の枠に入れた意義を、勝手に解釈してもいいのなら、あー、うん、なるほど。と思える部分はある。

BLACK SUNとSHADOW MOONの確執。

ただ操られていた「シャドームーン」とは異なり、物語の過程にそう考えるような経緯があって敵対するというのは、やはり見所になります。

それが昇華であるならば、[BLACK]でなければ出来ない分野です。

仮面ライダーもいくつかの作品は「原点回帰」をコンセプトにした作品があって、[BLACK]も、実はその一つ。[RX]は逸脱してますけどねw

 

「大人の仮面ライダー」って、ストーリーは別として、ライダー自身はシンプルだったりする。

原点のライダーらしさを使うなら、やはり[BLACK]も比較的使いやすいライダーかなーと思ったりもすのは、ド派手にフォームチェンジしたり、いろんな武器を使いこなすというライダーと比べて、ですね。

 

ん~・・・と、気合いを込めて発散する感じ(作品よりw)によって、変身ではなく容姿を変える。

明確なバッタモデルなんだけど、観ていてやっぱり怖いフォルムになっている。

あれ?

ちょ、ちょ・・・変身ポーズは!?

前半は、ありません。中~後半も、基本は「変身」は使いません。

ライダーになる事がクライマックスではなく、ストーリーのクライマックスに。

\(\o-)ヘン~(-o/)ゝシンッ!!

と、ようやく入ってきます。

ああ、ちなみに、BLACK SUNとSHADOW MOONのポーズって、鏡合わせなんだねーw

 

だから、これ、余計観て欲しい。

ちょっと暴露しちゃいますよ?

ココで言う変態の仮面ライダーと、変身した仮面ライダーは、見た目が別です。

[BLACK]が進化して[RX]になったように、今回も次のフォームがあります。

ただ、RXとは違う別フォームですよね、あれ。このフォームをなんというのかしらんけどw

そして、突っ込み所。

ちょんぎれた部位は復活するのに、ケガは直らなかったかw(謎)

 

まあ、いろいろと書いてやりたいネタはあるのですが、やっぱり、こんな感想文だけで満足されても困るので、「語る」なら、やはり作品を観るべき。

しかもシーズン1。つまり、続くよ、これ。

 

・・・え、だって、南光太郎があんな事になって、[BLACK]として続くの、コレ?

ってな展開になってもいるので観ておいて損はありません、はい。

 

と言うワケで、今までの[BLACK]とは、設定だけを踏襲した[BLACK SUN]ですが、しっかりと[BLACK]になっているので大丈夫です。

 

まあ、あの、10話(最終話)だけに使われるオープニングね。

事情を知っている人にとっては、「やらかしやがったw」というオープニングなんですよ。

ま、映像は[BLACK SUN]のものなんですけどね。

これを観て笑える人は、敬遠する必要はない作品です、はいw