会社の事務所で使っているパソコン。
みんなで使う共用パソコンが壊れたらしい。
「ぴよさーん、これ、どーゆーこと?」
答:知らんがな
そもそも、会社のパソコンは私の管轄ではない。まして、管理しているわけでもない。
「ぶっこわれたなら、それ、総務に連絡すればぁ?」
なのである。
会社が契約しているパソコンの管理会社が見に来てくれるから。
「なおせるんだったら、うんたらかんたらで、あーだこーだ・・・」
ま・じ・で。
うぜぇw
知らんがな、だから。
面倒くさいのはここからである。
めんどくせえから、私から総務に一報入れるw
「え、どーゆー状況?」
「起動しない」
「・・・うん、なにをやったら、とか判るかな?」
「しらん」
結局、ここに戻ってくるのだw
ただし、起動しないというのは、正しい情報ではありません。
ぶっちゃけ、Windows自体は壊れていません。
症状としては、「アカウントにサインインできない」
スタートメニューをぽちっとおしたり、「プロファイル」データを参照する操作をすると、サインアウトしてくれと出てくる。
結果的に、Windowsが使い物になりません。
さて、お解りの人にはわかるでしょう。
「プロファイル」が壊れています。
ただ、これを説明するのが非常に面倒くさい。
わかりやすく言えば、ユーザーフォルダ内に出来ている、アカウント名ごとのファイル。ログイン使用とするアカウント内のこれが壊れています。
さて、いわゆるレジストリファイルが云々とアタリを付けられる人もイルでしょう。
ただし、今回にかんしては、より詳細に「NTUSER.DAT」ファイルがぶっ壊れています。
じつはこれがプロファイルと言い分けている核になっているぶぶんで、単純に、このファイルが壊れているからと、バックアップファイルをコピーして復旧させようとしても出来ません。
「使用中のファイル」として、データの変更を認めない仕様になっているから。
つまり、別のアカウントで起動して、使用していない状態でコピーしてやればいいのです・・・いや、まじでこれだけのことなんですけどね。
そう、判らない人には、「じゃあ、それやって」だけで、中身を理解できていない。
ヤロウと思えば出来るけど、「このパソコンの環境では出来ない」ことを納得させることがとんでもなくめんどくせぇのです。
だ、か、ら。
はじめから「ぶっ壊れてますw」と言った方が早い。
さらに厄介なのは、よりにもよって「NTUSER.DAT」が保存されている場所が「不良セクタ」になっていること。
この不良セクタってのは、直せません。まじで。
出来る事は、「ここはフリョウセクタなので、ここにファイルをセーブをしないようにする」という処置を行う事。
コレをやらないと、いくらファイルを復旧しても不良セクタにある情報に保存・参照するため、不具合と復旧のイタチごっこになります。
通常、不良セクタの処理は、フルスキャンをかけて検出することで使わないように処理されます。
が、「使用中のファイル」領域にたいして、いきなりそれを行えば、ファイルが欠損します。使用中で変更も許可されないハズの情報に、突然欠損が発生すればどうなるか。
使用中に、欠損部にあったはずの情報を見に行ったとき、「ねぇし」とエラーになります。
「このアカウント(データ)をつかえねーから、サインアウトするね」と、はい、こうなるのです。
とうぜん、再サインイン、Windowsの再起動をしても・・・という事態にもなる。
「ぶっちゃけ、トドメを挿す覚悟がないと、復旧作業なんてやりたくあーりません」
というか、ワンチャン、トドメさすことになってもいいから、ちょっとヤッテクレ、と、『お墨付き』がなければ、手を出したくない状態。
会社のパソコンっすからね、ぶっこわしてもと認識がなければ、私は責任を持てないっての。
だから。
わたしゃ、さわらんよ、あのパソコン。
それこそ、不具合の調査に来たエージェント(笑)には、状態を説明すれば理解してくれるだろう事を説明はしますけど。
お前らに言ったって、わかってくねーもんw